2002年JAL宮古島トライアスロンクリニック |
今年で5年目を迎える「JAL宮古島トライアスロンクリニック」は例年通
り、プロトライアスリートの藤原裕司と谷新吾を講師に迎え、第1回目は11月8日〜10日、第2回目は11月15日〜17日に行われた。今回も例年通
り、来年度の宮古島トライアスロン大会の出場権利が、クリニックの中で行われるスイム及びランのタイムトライアルの基準タイムをクリアすると与えられる。 第1回目と第2回目のスケジュールは同様なので、第2回目に開催されたクリニックのレポートをお届けしよう。 第2回目のクリニック参加者は17名。(第1回目は16名)参加者は空港に到着しホテル直行。ホテル到着後クリニックは始まる。 |
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●1日目
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スイムクリニック 15:00〜16:00
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宮古島東急リゾートフロントに集合。すぐにスイムクリニックスタートなので、
集合時のカッコはもちろんスイムウェアだ。 本大会のスイムコースである前浜 ビーチがクリニック会場。クリニックのメニューは、まずは谷講師によるブイを折り返すテクニックやヘッドアップスイム技術の伝授。 そして、藤原講師に よるスイムフォームの矯正ドリル?など、盛りだくさんなメニューで行われた。 |
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ランニングクリニック 16:20〜17:00 | |
ランニングの前に日頃谷講師が行っているストレッチを実践してもらう。 怠り がちなストレッチだが、この日ばかりは参加者全員真剣な面持ちである。 そして明日の10Kランタイムトライアルコース視察を兼ねたランニング。 参 加者各々のペースで明日のタイムトライアルに向け、入念にコースをチェック していた。 |
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●2日目
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モーニングラン 06:30〜07:30
※自由参加
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昨年度から恒例になったモーニングラン。参加者数はあまり期待していなかっ たが、これが意外に好評。今回もクリニック参加者の半数が参加。来間島大橋 までの往復約5K、心地良い宮古の風の中、参加者は気持ちの良い汗をかいて いた。 | |
スイムタイムトライアル 09:00〜10:30 | |
150Mのコースを5往復する全長1500Mを40分でクリアしなければ、
来年度の宮古島トライアスロン大会の出場権利は与えられない。気温26℃、
水温25℃、うねりも気にならず、まずまずのコンディション。 今回は地元 の宮古トライアスロンクラブのみなさんが、ライフガードとしてスイムタイ ムトライアルのサポートをしてくれた。 結果は基準タイムを参加者全員クリ ア。まずは一安心。 |
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ランニングタイムトライアル 11:00〜12:15 | |
片道2.5Kのコースを2往復する10Kのコースの基準タイムは55分。昨年
まで、来間島の展望台の往復コースが、交通など諸事情により今年から変更に
なり、サトウキビ畑の中をひた走る単調なコースになる。来間島コースは橋を
走行中の横風や橋を渡った後の登り坂など、確かにタイムもあまり期待できな
い厳しいコースだったが、パワースポーツ的には好きなコースで非常に残念に
思う。 しかし、今年のコースは平坦でタイムは出やすいコースなので、参加者 にとっては好条件だろう。結果 参加者全員基準タイムクリア。※1人が基準タ イムの0.2秒前の54分59秒80でゴール。スタッフ一同冷や冷やしていた。 |
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バイククリニック 13:30〜17:15 | |
タイムトライアル全て終了後のバイククリニックなので、硬さが取れリラック
スした状況の中行われた。 今回はレース中のトラブルとして、ほとんどの方が 不安に思っているパンク時の対処方法を、藤原講師が解りやすく解説。その後 東平安名崎までの約50Kのバイクライド。バイク持参の参加者7名が藤原講 師と谷講師に引きつられ、元気よく飛び出していった。 |
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トライアスロンアドバイス&記録証授与 18:00〜19:00 | |
藤原講師によるアスリート(ダイエットにも有効)の食事について、藤原講師が
今年試して成功した食事方法を伝授。体脂肪減少、体重減にもかかわらずトレ
ーニングやレース時のパフォーマンスはアップするという「ライフワーク革 命」。 内容はトライアスロンジャパン誌12月号に掲載されている。そして参 加者に答えてもらったアンケートにもとづき、谷講師がレース時のスイムバト ル対処方法やバイクトラブル、ランでの栄養補給のタイミング、そして来年の 本大会までのトレーニング方法など、幅広く参加者にアドバイス。次に今回の タイムトライアルの記録証が、講師より一人一人手渡しされた。 |
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懇親会 19:00〜21:00 | |
クリニック参加者、観戦者、スタッフ、地元ボランティアなど約30名で盛
大に開催された。本大会の出場権を得たそれぞれの参加者は、大会出場に向け
熱い思いを語る。講師の藤原氏と谷氏も今年の宮古島、アイアンマンハワイに
参加した時の感想、そして来年の宮古島への意気込みを語る。飲み放題、食べ
放題の懇親会。それぞれのテーブルで宮古島のしきたり「お通り」が始まり、
おなじみの本大会事務局の新崎さんが「お通り」で各テーブルを廻る。 最後に 宮古島トライアスロン大会の翁長会長に今年のクリニック総評を述べて頂き、 懇親会を締めくくった。 |
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●3日目
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モーニングラン 06:30〜07:30
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前日、タイムトライアルなど盛りたくさんなメニューをこなした参加者だった が、疲れも見せず、講師を含め10名の参加で小雨の中モーニングランは行わ れた。 ★チョイスメニュー | |
バイクライド 09:00〜11:30 | |
小雨が降りしきり、風も強く吹くコンディションの中、5名の参加者が池間島
往復約60Kのバイクライドに出かける。 11月中旬、沖縄の温暖な気候の中、 そして藤原講師からのアドバイスを受けながらバイクライドは、参加者にとって貴重な機会だ。 |
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スイムクリニック 09:00〜10:30 | |
谷講師によるスイムクリニックの参加者は9名。今回も本大会スイムコースの
前浜ビーチが会場だ。 各々のスイムフォームのチェックやバトルの泳ぎ方など、 谷講師のスイムテクニックを1人1人伝授していく。 |
こうして、本年度のJAL宮古島トライアスロンクリニックは終了した。今回の受講者は来年4月、ここ宮古島の地での再会を約束された。本大会まであと5ヶ月。宮古島に魅せられたアスリートたちが万全な状態で本大会に挑むことを期待している。 取材 パワースポーツ代表 |