▲王滝村役場が対策本部に
▲御嶽山に一番近づける場所八海山
▲すごい数の報道陣
▲被災者の搬送ヘリコプター
▲イベント会場が、、、、
10月1日、王滝村に行ってきました。
自分が大学時代の30年前、御嶽山から土石流が流れ出し一つの集落が消滅し30名近くの犠牲者がでました。災害の村として記憶に残っていた王滝村とひょんなきっかけで出会い、今までいろいろなイベントを協力しながら開催してきました。その間にも、スキー場の不振で財政破たん自治体に認定されるなど、様々な困難に遭遇しましたが、村民の団結力で乗り越え、今では全国にある村の模範となるようなv字回復を成し遂げました。
そんな王滝村に更なる試練がやってきました。「御嶽山噴火」。10月1日時点で死者は47名に膨れ上がり、火山災害としては戦後最悪となってしまいました。王滝村では自衛隊本部へ支援物資(パワーバー)をお渡しし、御嶽山へ行ける一番近い場所八海山で自衛隊・消防隊の活躍をお祈りしました。その後、我々が開催しているイベントで馴染みが深い松原スポーツ公園へ行きました。イベントではアウトドアメーカーやサイクルメーカーのブースが立ち並びアウトドア愛好者で埋め尽くされるこの場所ですが、今回は自衛隊・消防隊・警察、各メディアの車両や避難テントなどで埋め尽くされ、そんな光景を夢のように思いました。しばらくすると心肺停止になってしまった方々を載せたヘリコプターが到着し、運び出される場面を目の辺りにして、大変なことが起こったと再認識しました。
王滝村は、夏は登山、秋は紅葉、冬はウィンタースポーツと観光産業が盛んな村。村の収入源も観光に頼るところが大きいかもしれません。御嶽山噴火で今冬のスキー場オープンは厳しくなりました。来年の登山も噴火が収まらない限り入山規制が続くことになります。2〜3年、もしかするとそれ以上の期間、御嶽山には登れなくなってしまう可能性もあります。
王滝村の将来はどうなってしまうのでしょう?大丈夫、王滝村ファンの我々がついてますから。王滝村には美しい川があり、大きな湖があり、広大な林道が伸びていて、歩きやすいハイキングコースもあります。お米、野菜、山菜、果物など、美味しい食べ物がたくさん取れます。松原スポーツ公園という素晴らしい施設ではスポーツ合宿も期待できます。宿泊施設、食堂、商店、ガソリンスタンドなど観光客へのおもてなしの心があります。王滝村は必ず復活します。2015年、アウトドアスポーツ愛好者たちで王滝村を埋め尽くしましょう!
(これからのイベント会場で王滝応援缶バッチを販売(支援資金)しようと思います。また応援寄せ書きなど、王滝村に元気を送る活動を行いたいと思います。ぜひともご協力をお願いいたします!)
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