以前コラムでも掲載したがパワースポーツの始まりは「パワーバー」。もちろん今でもパワースポーツの屋台骨は「パワーバー」だ。「パワーバー」と出会うことがなければ、自分は今のようにアウトドアスポーツにどっぷり浸かることはなかっただろう。
「パワーバー」を効率的に宣伝するためには、足を運んでイベント会場でPRするのが得策であったが、それでは他の栄養補給食品との差別化が図れない。なので自分で話題性のある大会を主催してしまえば手っ取り早いと考え、現在、運営している「セルフディスカバリーアドベンチャーシリーズ」「OSJトレイルランニングシリーズ」「RWSジャパンシリーズ」などが誕生した。そんなイベント効果で「パワーバー」の認知度があがり販売増に繋がっていったのだが、イベントがでかくなるにつれ資金面で支えきれなくなってきた。それで各アウトドアスポーツメーカーに支えられる現在のイベントの形が出来上がった。
しかし、いろんなアウトドアスポーツイベントを開催しても紹介するメディアがない。それに各アウトドアスポーツメーカーのPRする場も少ないということで、必然的にアウトドアスポーツ誌「OSJ」が誕生するに至った。さらにイベントに参加したくてもきっかけがなかったり、一歩踏み込む勇気がない人は多い。そんな方のために「OSJ湘南クラブハウス」というアウトドアスポーツセミナーを行なう場所が出来た。
現在ではパワースポーツ主催イベントがあり、そのイベントを紹介するメディアがあり、イベントに参加するためのセミナーの拠点があり、イベントに必要な栄養補給食品が揃った。アウトドアスポーツそしてパワーバーのおかげでここまで成長できたパワースポーツ。パワースポーツの目指すべき道はさらなるアウトドアスポーツ業界の活性化だ。「それ行けパワースポーツ！」自分自身に叱咤激励し新しい試みにチャレンジして行きたいと思う。