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NO.42「ツール・ド・沖縄」



 11月9日(金)〜11日(日)は「ツール・ド・沖縄」。公道を走るこのレースは一般市民が参加できるサイクルイベントとして国内最大であり、サイクリストの誰もが憧れる最高峰のレースである。プロカテゴリーから一般市民、ジュニアが距離に応じてタイムを争うレースと沖縄1周や離島に渡るサイクリング部門など、子供から大人まで様々なレベルのサイクリストが楽しめるイベントだ。年々参加者が増えており今年は約3,200名が参加した。メイン会場となる名護市は那覇市に次ぐ大きな都市。その名護市を中心とした北部地域の国道を、この日はサイクリストに解放される。ツール・ド・沖縄を走ったことがある人は、この国道を占領して走らせてもらえる快感を忘れることが出来ないだろう。
 一昨年、市民130kmの部に初めてエントリーした。それなりにトレーニングし調子は絶好調だった。「快調、快調!」と飛ばしながら最終関門に差し掛かったらタイムアウト。「え〜!マジかよ〜〜」とがっくりと肩を落とし自走でフィニッシュ地点に向かった。沖縄に参加するサイクリストのレベルの高さに翻弄され、昨年は沖縄を走る気がおこらず参加を見合わせてしまった。
 そして今年。7月頃からレースを意識し始め、密かにレース完走を目指しトレーニングを開始した。この時期は仕事が最高潮に忙しいがバイク通勤&帰宅で距離を稼いだ。バイクが乗れない日は自宅に帰ってからローラー台をこいだ。トレランレース参加も沖縄完走を意識して走った。レース前はシーカヤック横断とハセツネで極度の疲労と肉離れで思うようにトレーニングできなかったが、返ってよい休養と思い込みレースに挑んだ。
 11日AM8:45、市民130kmがスタート。出だしゆっくりとしたペースが徐々にスピードがあがり20kmを過ぎた頃、いよいよ戦闘開始。自分は中盤よりもやや前方、約20名のグループでレースを展開。そのグループでは登りは中盤に位置したが、下りはびびって最後尾になった。海岸線に出たら前方に位置し、なるべく先頭を引いた。そのおかげで余計な力を使い80km過ぎにスピードダウン。けれど気持ちは切れておらず、自分なりにふたたび盛り返した。一昨年タイムアウトになった最終関門まであと20km付近で、約8名のグループはタイムアウトの時間が気になりだした。「ちょっとヤバそう!小まめな先頭交代でスピードを上げていきましょう!」誰からともなく連帯感が生まれ目標に向かって前を行く。そして、念願の最終関門通過。「やった〜!」関門通過後、完走が確実になり思わずガッツポーズ!それから気が緩んだのか全身が攣ってしまい、思うようにペダルが漕げず、ちぐはぐなカッコでフィニッシュ地点へと向かった。
 2年越しの目標達成。今年のラストレースは最高の形で終わった。だからといって来年市民200kmレースには絶対に出ない。(+70km走るなんて考えられない。)

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