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コラムNO.72 トライアスロン

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 パワースポーツが誕生したきっかけは「トライアスロン」。以前のコラムでも掲載したが、前職の旅行会社の時、ハワイで企画した「ホノルル・インターナショナル・トライアスロン」(1994年頃から4年間くらい開催)だった。

 現在開催されている「ホノルルトライアスロン」とは全く異なるコースで、メイン会場はホノルルマラソンのフィニッシュ地点「カピオラニ公園」。スイム(1.5km)はカイマナビーチ。バイクはダイヤモンドヘッドからココヘッドへ、そしてココヘッドを周回する55kmコース。ラン(15km)はダイヤモンドヘッドを周回してカピオラニ公園でフィニッシュという最高のロケーションで開催していた。そしてアイアンマンハワイの予選レースにも認定されるという、今考えるとぞくぞくする楽しいレースだった。

 このレースを開催したきっかけはホノルルマラソン。フルマラソン完走が夢だったその頃、念願のフルマラソン参戦でホノルルを訪れた。結果は5時間45分くらいだったと思うが、フィニッシュ後、這うようにホテルに戻りベットに崩れ落ち、たまたまテレビをつけて目に飛び込んできたのがアイアンマンハワイ。「へぇ〜、こんなスポーツあるんだ。」と何となく眺めていたが「ホノルルマラソンのように、ここで開催すればたくさんの日本人が参加するだろうなぁ〜。」と漠然と思っていたら、帰国してからも「トライアスロン」が頭からが離れず、「じゃあ、やっちゃおうか。」と、いてもたってもいられず、1年間の準備期間を経て、開催するに至った。

 けれど運営責任者が「トライアスロン」の知識がなくては話にならないということで、横浜のとあるトライアスロンクラブの門を叩いたのが「トライアスロン」を始めたきっかけ。

 話しは戻り、パワースポーツが誕生したのは「パワーバー」と出会ったからだ。この「ホノルル・インターナショナル・トライアスロン」で「パワーバー」がスポーサーになってくれ、その縁で日本の販売代理店の話が持ち上がったから。パワースポーツという名称はアメリカのパワーバーが当時「パワーフーズ」という会社だったため、あまり深く考えず会社名はパワースポーツとなったのである。

 なので「トライアスロン」は今の自分の原点だ。その「トライアスロン」を盛り上げたいと思い、数年前からチームMMT(目指せ宮古島トライアスロン)という試みを続けている。今年はさらにトラアスロン愛好者を増やすため、OSJ湘南クラブハウスをベースに「チームZAIMOKUZA」というトライアスロン企画を立ち上げた。泳げない、バイクを持ってない、5km以上走ったことがない、けれどトライアスロンにチャレンジしてみたいという情熱のある人に、トライアスロンを楽しく始めてもらい、来年の宮古島トライアスロンを目指してチームメンバー一緒にトレーニングしようという企画だ。

 今年は「トライアスロン」!みんなで宮古島に行きましょう!

Team ZAIMOKUZA


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