何をもってパワースポーツを作ったのか。今の仕事の集大成とは何か。以前コラムにもパワースポーツの成り立ちなど、つらつらと掲載したことがあるが、文章にしてしまうと「きっちり」としてしまい、やっていることが成功しつつ、いかにも順風満帆のように思われがちだ。パワースポーツはブランド販売、イベント主催、クラブハウス運営、OSJ出版の4つが主な業務だが、大きな目的は「社会貢献」「地域振興」「アウトドアスポーツの普及」「活力のあるライフスタイルの提案」。徐々にそれぞれの目的が、小さなエリア内で広がりつつあるのは確かだけど、今のままでは小さいエリアでの自己満足に終ってしまい、これ以上の広がりは期待できないかもしれない。
だったらどうする。現状では、それぞれのスタッフが、それぞれ違った能力を発揮し、フル回転で仕事を頑張っている。更なる飛躍を遂げようとするなら、個々のスタッフの持ち合わせている能力をさらに引き出し、小さなエリアを日本全国として、いつ、何を、どのように飛躍していくのかの具体的な方法を示して行く事が大切だ。そして10年後、20年後、50年後のパワースポーツの集大成の形を見据えて行かなくてはならない。
「何が飛躍なのか?」「それぞれの年の集大成とは?」。まだまだおぼろげで、肝心なことが固まっていない。当面は小さいことからコツコツと思いたいとこだけど、そんなことでは事を起こせない。高い壁があるからこそ乗り越えたくなる。大きな目標があるからこそ成し遂げたくなる。現状に甘えず、前に進みたいと思う。