UTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)が開催されて、日本もロングトレイルレースが注目されてきた。
OSJトレイルシリーズでは数年前に「OSJ箱根トレイル50K」という今では幻となったレースを開催し、その後、志賀、奥久慈、安達太良山、氷ノ山と50K超のレースを開催。その頃50Kがロングレースの基準のようになっていたけど、おんたけウルトラトレイルや信越五岳など100K以上のレースが開催され、50Kはロングではなくミドルディスタンスとなった。そして5月のUTMFで日本も100マイル時代に突入。いずれは50Kがショート、100Kがミドルレースになってしまうのだろうか。
UTMFのキャッチコピーで日本初の100マイルレースとなっているが、おんたけウルトラが日本初のような気がするけど。。。まぁ〜、それはそれとして、パワースポーツでは2つめの100マイルレースが誕生する。「OSJ八ケ岳スーパートレイル100マイルレース」。UTMFも凄いけど、このレースも我ながら凄いと思う。長野県、山梨県にまたがり、茅野市、原村、富士見町、北杜市、南牧村、小海町、佐久穂町、佐久市、長和町、立科町と10市町村の協力をいただいて開催されるのだ。
コース上に設置される3つの関門は
清里(北杜市)
松原湖(小海町)
女神湖(立科町)
エイドは
岳麓公園(茅野市)
八ケ岳自然文化園(原町)
八ヶ岳登山歴史館(富士見市)
JR最高地点(南牧村)
八千穂高原(佐久穂町)
大河原峠(佐久市)
白樺湖(茅野市)
その他2箇所
上記のようにほとんどが観光地に設置され、各自治体の協力がなければ出来なかったこと。
100マイルという長丁場、レース終盤になるにつれトップから最後尾が通過する時間帯が長くなる。各地に協力をいただく選手誘導や関門、エイドスタッフも長時間の任務となり、選手同様に体力を消耗するだろう。けれど地域活性化、観光促進を願う各自治体のみなさんは、選手を歓待することで目的が成し遂げられると信じ、最大限に協力していただける。運営サイドも必ず成功できるよう、レース後の地域活性化に繋がるよう、精一杯頑張りたい。そして選手たちも地元の気持ちに応え、思う存分、八ケ岳でのレースを楽しんでもらいたい。レース前の試走でこの地に訪れ、レースを満喫し、レース後も家族、仲間でこの地に訪れてほしい。(宿泊して、お土産買って・・・・)
みんなで作る「OSJ八ケ岳スーパートレイル100マイルレース」まで、あと4ヶ月。開催まで待ち遠しい!