大会名 |
第3回ツール・ド・宮古島2010 |
開催日 |
2010年 |
6月5日(土)サイクリングの部[100km/60km] |
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6月6日(日)ロードレースの部[100mail/100km] |
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主催 |
宮古島市/パワースポーツ |
共催 |
琉球新報社 |
主管 |
ツール・ド・宮古島実行委員会 |
後援 |
宮古島市体育協会/宮古島商工会議所/宮古島観光協会/宮古島青年会議所/宮古毎日社/宮古新報社/宮古テレビ/他 |
特別協賛 |
日本航空、日本トランスオーシャン航空/カスタムプロデュース(株)/パワーバー |
協賛 |
日清ファロマ(株)/(株)ランクス/オンヨネ(株)/(株)アクタ/(株)パラダイスプラン/南西楽園リゾート/OSJ |
協力 |
宮古島警察署/沖縄セルラー電話 |
大会データ
天候 |
6月5日(土)サイクリング 晴れ(気温28℃)
6月6日(日)ロードレース 曇り時々晴れ(気温27.5℃) |
参加者数 |
サイクリング |
100km |
212名 |
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60km |
94名 |
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ロードレース |
100mail |
140名 |
[完走者数125名/完走率89.2%] |
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100km |
256名 |
[完走者数201名/完走率78.5%] |
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入賞者 |
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ロードレース 100mail |
ロードレース 100km |
男子 |
1位 |
新井 康文 |
4:05:56 |
1位 |
遠藤 優 |
2:45:21 |
2位 |
永田 将司 |
4:05:56 |
2位 |
杉本 敦志 |
2:45:22 |
3位 |
生駒 淳平 |
4:05:57 |
3位 |
佐藤 和昭 |
2:45:22 |
4位 |
鵜沢 裕也 |
4:05:57 |
4位 |
池浦 巧 |
2:4523 |
5位 |
益田 大貴 |
4:05:58 |
5位 |
平松 宏茂 |
2:4523 |
6位 |
藤原 裕司 |
4:05:58 |
6位 |
鴇田 勝 |
2:45:24 |
女子 |
1位 |
塩野 絵美 |
4:17:26 |
1位 |
前島 律子 |
2:45:59 |
2位 |
藤牧 功子 |
5:30:46 |
2位 |
安藤 雅子 |
2:51:42 |
3位 |
櫻井 昌子 |
6:05:29 |
3位 |
泉 文 |
3:09:44 |
4位 |
山崎 直美 |
6:11:30 |
4位 |
井尻 恵美子 |
3:11:33 |
5位 |
杉浦 友季子 |
6:15:47 |
5位 |
古島 淑恵 |
3:13:38 |
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6位 |
八木 圭子 |
3:13:44 |
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はじめに エコアイランド宣言をした年に始まり、今年3回目を迎えた「ツール・ド・宮古島」。初年度300名、昨年500名のサイクリストに参加していただき、沖縄県内はもとより、全国でもこの宮古島のサイクルイベントが口コミで広がりました。おかげさまで今年の参加者は700名を超え、宮古島の一大イベントとなり、広範囲にわたり公道を利用する数少ないロードレースとして、全国からサイクリストがやってくるようになりました。
昨日までの天気予報ではサイクリング、ロードレース2日間とも雨模様。この時期、沖縄は梅雨の真っ只中。宮古島に到着したのは開催1週間前。コース準備中「これぞ梅雨空。」というような、どんよりとした空に時折大雨が降りしきり、車のワイパー全開にして開催準備を行いました。
前日の金曜日、運営スタッフ陣のバイクメカニック、計測係、設営スタッフなどパワースポーツ関係スタッフたちが続々と東京、関西、中部から登場。このイベントにご協力いただく宮古島のスタッフのみなさん約400名にパワースポーツ関係スタッフがタッグを組んで、この素晴らしい自転車イベントが成り立ちます。
サイクリング
5日(土)、全国各地からやってきたホビーサイクリストのためのサイクリングイベントです。この日、雨の予報が一転し、すっきりと晴れ渡る絶好のサイクリング日和となりました。
参加者はママチャリ、MTB、クロスバイク、ロードバイクと様々。安全を確保するヘルメットを着用すればどんなスタイルでも参加できるのが宮古島サイクリングの特徴です。
このサイクリングイベントでは宮古島スポーツ科学センターの協力で両種目に3名づつモーターバイク隊がサポート、各チェックポイントにはバイクメカニックが待機、参加者をエスコートするのはプロアスリートたちと、万全の体勢で参加者をフォローし、宮古島を満喫してもらおうとスタッフみんなが一丸となりました。
おかげさまで大きな事故なく、写真をご覧頂ければわかるように、宮古島を丸ごと満喫いただけたようです。
ロードレース
一般公道を広範囲にわたり、一定の時間帯を車両通行止めにして行う一般サイクリストのためのロードレース。欧米では週末になると各地でこのようなレースが開催されていますが、国内で公道を使うロードレースというと、そのほとんどがプロ、実業団や学生などエリートレーサーのためのレースで、一般サイクリストが参加となると安全が確保されるヒルクライムが中心となります。
国内で公道を使う一般サイクリストのための最高峰のレースというと「ツール・ド・沖縄」。このレースに自分が参加していて、宮古島でどうしても開催したかったのは、「ツール・ド・沖縄」よりも制限時間が厳しくなく、少し頑張れば完走できる一筆書き100km以上のロードレース。そんな想いが一昨年、宮古島のエコアイランド宣言とともに実現することになりました。
そして今年3回目を迎え、宮古島のバックアップ体制が強化され、スタッフ陣営のクォリティーが高まり、国内でも有数なロードレースに成長することが出来ました。
表彰パーティー
おしまいに
宮古島ではトライアスロン、100kmマラソン、オープンウォータースイム、そしてサイクルイベントとスポーツアイランドにふさわしい島です。この島が大好きな理由の一つが、全てのスポーツイベントがエリート、一般、ハンデーキャップ、老若男女など、同じスタート地点に立ち、同じ条件でレースを行い、頑張ればフィニッシュできるタイム設定でイベントを運営していること。言わばノーハンデーキャップレース。そして勇気あるリタイヤ者が優勝者とともに賞賛され、次の年への希望を持たせてくれること。
宮古島の取組み「スポーツ」と「エコ」。今回、宮古島に訪れた人は環境問題に取り組んだ施設が多いことに気づいたと思います。島民の自転車の活用推進も進んでおり、今回のイベントには島民150名近くが参加しました。前文で記載したように今回イベントに協力していただいた島民は400名にのぼります。炎天下の中、全ての交差点で交通整理を行っていただき、エイドステーションでは大声を出してバイクボトルを選手に渡してくれました。島を挙げて来島者を歓迎し、その行為が当たり前のように振舞える心優しい島「宮古島」。
そんな「宮古島」に乾杯です!
滝川 次郎