より多くの方々にトレイルランニングを楽しんでもらおうと、今年から九州、広島など、地方での開催を計画してきました。今回はこのイベントを始めてから2回目となる場所「北海道」です。9月末、北海道は初雪が観測され、緑美しい木々が茶褐色に染まる紅葉の始まる頃でもあります。もちろんトレイルランニングには最適な時期。今回は北海道内からはもちろんのこと、関東からもアウトドアスポーツ愛好者がたくさん参加してくれました。
9月27日(土)、「ハッピートレイル・イン・北海道」1日目の舞台は、支笏湖の近くに位置する樽前山。関東組は千歳空港で、道内組は樽前山7合目で集合。参加者はスタッフを含め19名でした。もちろん講師はトレイルランナー石川弘樹さん。舞台は写真で解かる通り、神秘的な山。頂上に到着すると、クレーターをグルッと一周するお鉢巡りを、風に煽られながら楽しみました。景色はというと北海道ならでは!その展望には圧倒されました。天候が崩れそうだったので、雨が降る前にハッピートレイルを終え、支笏湖近くの温泉で身体を癒し、明日の集合場所「小樽」へと向かいました。小樽の夜はというと、楽しかったです!
2日目の28日(日)の集合場所はJR小樽駅。参加者はスタッフを含め24名と大人数。今回の舞台は小樽の山々。タイミング良くやってきた蒸気機関車をバックに記念写真を撮り、2日目の始まりです。まずは丸山頂上へと向かいました。途中、振り返ると絶景が広がっており、思わず感動。こんな景色は北海道でしか味わえません。そして、遠藤山など小高い峠を越えて、心地よいトレイルを駆け巡りました。そして、前方に小樽の町並みが一望できる天狗山に。最後の記念写真を撮り、天狗山からシングルトラックを駆け下りてフィニッシュです。
日本各地でトレイルランが認知されつつありますが、まだまだマイナーなスポーツです。自然との共存、登山者との融合など、いろいろな課題があると思います。我々ハッピートレイルスタッフが日本各地でこのイベントを開催することで、少しでもトレイルランニングというスポーツが、よりよい形で普及されることを目標に、今後も続けて行きたいと思っています。
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