「第22回全日本トライアスロン宮古島大会」に出展してきました! |
昨年に引き続き、今年も「宮古島トライアスロン」にパワーバーブースを出展してきました。「宮古島トライアスロン」は、日本47都道府県、そして世界7カ国から1,500名のトライアスリートが集結する国内最大のトライアスロン大会です。 今年のパワーバーブースでは、パワーバーとパワージェルに加え、新製品プロティンプラス、そしてバイクジャージやトライアスロンウェアなどパワーバーアパレルの紹介をさせていただき、多くのトライアスリートの方々に立ち寄っていただきました。 そして、毎年好例となりました「パワーバー・トライアスロンクリニック」を開催しました。まずは前々日のカーボパーティー(前夜祭)の前にレース中のエネルギー補給のタイミングなどの「サプリメント摂取講座」を開催。レース前日は朝から「モーニングランニング&ストレッチ」続いて「完走アドバイス」、午後から「スイムフォーミングアドバイス&オーシャンスイムクリニック」、夕方から「マンツーマン・ストレッチサービス」そして「バイクメカニック講座」を開催しました。 |
パワーバー・クリニックスケジュール | ||
4/20 | ●サプリメント摂取講座 | 講師:宮塚英也、中島靖弘、宮崎康子 |
4/21 | ●モーニングラン&ストレッチ | 講師:宮塚英也、中島靖弘、宮崎康子 |
●完走アドバイス | 講師:宮塚英也、中島靖弘、宮崎康子 | |
●スイムフォームアドバイス |
講師:守谷雅之、宮塚英也、中島靖弘、宮崎康子 | |
●ストレッチサービス | 講師:中島靖弘 | |
●バイクメカニック講座 | 講師:小美野通 |
レース翌日はパワーバーサポートアスリートによるバイクボトルサイン会を開催。今年はお馴染み「宮塚英也」、そして今大会の女子総合優勝「塩野絵美」、女子総合3位「岡いずみ」の3名が担当し、先着50名があっという間に埋まってしまいました。 毎年、暖かい声援で心温まる島民のみなさん、ボランティア精神溢れた大会スタッフのみなさん、そしてマナーを遵守するトラアイスリートのみなさん。この島で暮らす、そしてこの島に訪れた人たちみんなで作るビックイベント「宮古島トライアスロン」。パワースポーツスタッフはこの「宮古島トライアスロン」に魅了され続け、また来年も訪れます。 |
■大会名 | 第22回全日本トライアスロン宮古島大会 |
|
■開催地 | 沖縄県宮古島市 | |
■開催日 | 2006年4月22日(日) | |
■天候 |
雨時々曇り、のち晴れ | |
■気温 | 23℃ | |
■参加者数 | 応募者1,500名/完走者1,105名 | |
■入賞者 | ||
男子 | 1位 Park Byung-Hoon(韓国) 2位 河原 勇人 (日本) 3位 松丸 真幸 (日本) |
7:54:26[スイム47:56/バイク4:14:43/ラン2:51:47] 7:56:12[スイム42:02/バイク4:23:14/ラン2:50:56] 8:00:00[スイム43:57/バイク4:07:55/ラン3:08:08] |
女子 | 1位 塩野 絵美 (日本) 2位 久保田 早紀 (日本) 3位 岡 いずみ (日本) |
8:56:46[スイム54:20/バイク4:32:16/ラン3:30:10] 9:12:05[スイム46:23/バイク4:54:42/ラン3:31:00] 9:25:53[スイム55:30/バイク4:57:46/ラン3:32:37] |
今年も参加してきました! | |||||||||||||||||||||
(パワースポーツスタッフT氏参戦記) |
|||||||||||||||||||||
RWS新規大会の開催候補地の視察を終え、水曜日に宮古島へ入った。「寒い〜!」というのも宮古島の気温ではなく、完全に風邪を引いてしまっているようだった。おでこに手を当ててみてもそれ程熱くもなかったが、異常に寒く咳が強烈だったので、とりあえずベットに入り込んで、その日はじっとしていた。翌日、関係諸機関に挨拶をして出展準備、午後から病院にと思ったのだが休診だった。その夜、熱を計ったら38.6度!熱はないと思い込んでいたので現実を知った瞬間、塞ぎ込んで20時頃からベットへ直行。翌日、市内の病院でビタミンC入りの点滴2本を2時間かけて注入してもらう。何となく元気になった。翌日の大会前日はいろいろなトライアスロンクリニックを行ったので声を出さずにはいられず、かすれ声を張り上げその日は乗り切った。 いよいよ大会当日。4:00に起床し熱を計り37.4度(みなさんはこの熱では決して参加しないでください。)と一応下がったので、スタート準備を始めるが外は大雨。気分は沈みがちだが、大会スタッフは参加する選手のため一生懸命準備をしている。「頑張んなきゃ!」と気合を入れ大雨の中、外へと飛び出した。 さあ、スイムスタートだ。いつもとは流れが反対で、行きの1700mが向かい潮、後半1300mが追い潮となる。なのでスイムが苦手の選手は厳しいレースとなったようで、1700mの関門で制限時間内にクリアできずタイムアウトになった選手は123名。自分はというと、バトルもほどほどで気持ちよく泳げ40分台!?と思いきや58分のタイム表示にがっくり。こんなタイムでもたくさんのバイクが残っているので「おかしいなぁ」と思いながらバイクへと向かった。あとで聞いたのだが、トップ選手でも5分〜10分ほど例年よりタイムが遅かったようで少し安心した。 曇り空の中颯爽とバイクにまたがり、東急リゾートを出発。軽快に、そして最終種目のランのことも考え、ほどほどに飛ばした。今までになく調子がいい。約70km地点の東平名崎を越えたあたりで、今回クリニックの講師を担当した湘南ベルマーレの中島さんの背中が見えた。一気に追い越そうと加速した瞬間悪夢がやってきた。チェーンとホイールの相性が悪くなり、ギアが落ちて入らなくなってしまったのだ。修理を試みたのだが自分ではどうしようもなく、とにかく前に進もうとバイクを押して走った。バイクシューズが借り物だったのでシューズを履いたまま走るわけにいかず、裸足で走った。来間島手前まで約20km走りさらに橋を渡ろうとしたら救いの手が。パワースポーツのスタッフが待っていたのだ。講師の宮塚さんにバイクを見てもらい応急処置。(実際はレース中、オフィシャルバイクメカニック以外の手助けは禁止。レース終了後、手助けをしてもらったことをマーシャルに申し出た。)ギア変換はできないがバイクに乗れるようになり、池間島手前115km地点のバイクメカニックサービスの小美野さんのところまで行く。もう一度バイクを見てもらいフィニッシュに向かった。しかし残り13kmでチェーンが切れた!万事休す!バイクの門限時間まであと1時間50分。とにかくリタイアは絶対にしたくなかったので、再度裸足になりバイクを押して走った。陽が出てきてアスファルトが熱い。足の裏の感覚が無くなり血が滲んできたが、制限時間の勝負となり、そんなことも構わずとにかく走った。制限時間15分前にバイクフィニッシュ。トータルでバイク122kmと裸足ランニングが33kmになってしまった。 さあ今度は本当のランニング。でも、もう力は残ってなかった。風邪の影響もあったのか全く力が出ず、よたよたと歩いてランコースへ。折り返し手前のエイドステーションでついに力尽き、テント裏で倒れた。約40分位意識がなかったのだが、なにやら話していたみたいで救急車は呼ばれず、いきなり起き上がって走り出したらしい。(自分では覚えていない。)残り10km位で一番つらく、歩いたり走ったりしていたが平衡感覚がなくなりよたよたしているところ、パワースポーツスタッフ中村さん、浅野さんがあまりにも遅いので様子を見に来てくれた。残り8km、制限時間まで1時間。もう絶望的と思ったが、「ゴールで待ってます!」というスタッフの掛け声に涙が出て、苦労してここまで来たのだから最後まで諦めずに笑顔で頑張ろうと心に誓い、走り出した。最後は同じくフィニッシュを目指して頑張っている人たちに声をかけ、みんなで平良陸上競技場を目指した。やっと競技場の入り口が見えたのは制限時間3分前。競技場は割れんばかりの大声援。何人の方々とハイタッチしたかわからない。島民、選手、応援者が知り合い関係なく、祝福してくれる。制限時間2分30秒前、ぎりぎりのフィニッシュ。いままでどんなレースよりも最高に感動したフィニッシュとなった。 |
|||||||||||||||||||||
|
トライアスロンクリニック |
レース前&スイム |
バイク |
ラン&フィニッシュ |
レース後 |
番外編 |
Tスタッフ |
持ち物 |