茨城県の奥深く、豊かな自然に恵まれる奥久慈を舞台に今年初開催する「OSJ奥久慈トレイル50K」。首都圏で新たに誕生したロングトレイルレースにエントリーしたトレイルランナーは約350名。鏑木毅選手をはじめとしたトップクラスのトレイルランナーが参戦し、初の栄冠を目指します。
晴天に恵まれた大会前日の4月11日(土)、選手受付の会場はフィニッシュ地点でもある大子町の袋田第2駐車場特設会場。会場にはトレイルシリーズ協賛社のブースがほぼ勢揃いし、大会を盛り上げます。また、大会と同時開催する「グリーンふるさと味覚フェア」の出店が並び、地元の特産食品を展示販売し、こちらも大会を盛り上げます。夕刻からの競技説明・交流パーティは会場の特設ステージにて開催。パーティではふるさとフェアの各ブースで、地元産のコシヒカリや軍鶏、鮎の塩焼きなどの料理が振舞われ、明日のレースのエネルギーを補給し英気を養います。
大会当日の4月12日(日)、天候は曇り時々晴れの万全のコンディション。選手は搬送バスや自家用車でスタート地点の常陸太田市内竜神ダムに集結しスタートに備えます。頭上の竜神大吊橋を仰ぎながら、ホーンの合図と共に6時にレーススタート!今回のコースはトレイル・林道・舗装路に加え、岩場や沢渡りなどアドベンチャーの要素がふんだんに盛り込まれたチャレンジングな設定となりました。
レースは中盤からトップに立った望月将悟選手が追走する鏑木選手を振り切り、見事新城大会に次ぐ連勝を飾り、鏑木選手が2位、去年のシリーズチャンピオン渡辺選手が3位でフィニッシュを遂げました。女子は、今シーズンよりトライアスロンからトレイルランニングに転向し、トレイルランニングレースに初参戦の今泉奈緒美選手が、事前の予想をはるかに超えるパフォーマンスで初優勝を遂げ、去年の女王小川比登美選手が2位、3位には樋渡美奈子が入りました。
表彰式では協賛社からの豪華賞品に加えグリーンふるさと振興機構、大子町、常陸太田市より地元の豪華特産品が送られ、一人では持ちきれないほどの豪華さでした。
ご参加の選手の皆様、地元の関係各位、協賛社の皆様の多大なる協力の下、大きな事故や怪我などなく無事終了した第1回大会。皆様に深く感謝すると共に、来年も皆様と一致協力し、多くの選手を迎えて開催できるようがんばります。
次は3連戦の志賀野反トレイルフェスティバルです。また大会会場でお会いしましょう!!