そのコースの厳しさで一躍有名になった「OSJ奥久慈トレイルレース」。そのレースコースを使用してのトレーニングキャンプを、講師にトレイルランナー石川弘樹氏を、常陸太田市とグリーンふるさと進行機構のサポートの元で開催しました。
1日目
1日目の集合は常陸太田駅。木造の駅舎がかわいいナイスな駅ですここからバスで里見へ支所。車で来られる方には駐車場のある常陸太田市里美支所に集合。この日は底冷えのするさらに雪が舞う天候。しかしセミナー参加者は寒そうな表情を浮かべつつも元気に集合です。
里美支所内でブリーフィングを行い記念撮影をしていよいよスタート。この地点からはじめに目指す鍋足山まではレースコースではなく今回だけ特別にご案内です。このあたりではハイカーも多く人気のハイキングコースがつけられています。
体が温まったところでストレッチを行い、どんどんトレイルの奥へ進みます。奥久慈は厳しいところばっかりではなく気持ちよく走れるトレイルもたくさん存在します。鍋足山からはそのきもちいい区間をみんなで行きます。レースでは第3関門となる釜の平からは登り応えのある区間を安寺まで。その後は高崎山を巻く道を行き白木山へとつなぎ日本の里百選にも選ばれている持方集落へいったん下ります。そこにはなんと持ち方集落のみなさん手作りのとん汁や漬物に煮物、こんにゃくなどの振るまいが!焚き火の暖かさにもう再スタートは切れないんじゃないかというくらいです。ここで集落の方ともお話したり、元気をもらって再スタート。1日目は男体山、大円地越を経てパノラマラインでバスに乗車。宿舎の河鹿園へ。
モーニングラン
2日目は宿泊された参加者と石川さん、パワスポスタッフでモーニングラン。日本三大瀑布の袋田の滝へ。ここ数日の冷え込みで滝が凍結。一同おぉ〜っと歓声。ひとしきり写真など撮って宿に帰って朝食です。
2日目
袋田駅にお越しいただいた本日の参加者とともにバスで大円地へ。昨日の下山ポイントです。ここからは今年新設のトレイルとなる箇所を行きます。細かなアップダウンを繰り返すテクニカルなトレイルが連続。さらに楽しいレースコースになりますが時間はさらにかかってしまうため前半のがんばりどころです。雪がうっすら付いている影響もあってペースはゆっくり進みます。途中で下り坂の攻略法を石川さんから伝授。木の根、岩なども混じるトレイルを少しでも楽に早くこなせたらいいですね。その後いったん舗装路(パノラマライン)に出て小休止。このあと昨年もレース参加者を苦しめた篭岩への登りが待ち受けます。延々とキツイ上り坂が続きます。登りきった後は竜神川を目指してアップダウンの連続するトレイルを走破。亀ヶ淵に出るとあとはロードを下って竜神大吊り橋へ。ここから吊り橋へは標高差100mほど。折角なのでダッシュで登りましょう、と石川さん。みんな一斉にスタート。もうへとへとになるまで走ったトレーニングキャンプでした。