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2010 OSJトレイルランニングレースシリーズ第2戦
OSJ王滝スノートレイルレース
開催レポート

◎天候:はれ ◎最高気温4℃ ◎最低気温-12℃

伝説の「スノーフィールドチャレンジレース・イン・王滝」がOSJトレイルランニングレースシリーズとして復活!OSJトレイルランニングレースシリーズ第2戦「OSJ王滝スノートレイルレース」は長野県御嶽山のふもとに広がる「おんたけ2240スキー場」とその一帯のスノーフィールドを舞台にスノートレイルランナーを迎えて開催しました。

大会前日は八海山荘にて受付と競技説明を開催。翌日に備えてしっかりとコースを確認します。そして2月21日の大会当日、冬晴れの絶好のコンディションのなか、午前7時に55名のスノートレイルランナーがスタートを切りました!コースは標高差約1400m、全長約18km、ほぼ全てが雪に覆われるハードかつチャレンジングなレイアウト。前半はおんたけ2240スキー場のゲレンデとゴンドラ線下のオフピステ、後半は林間トレイルと旧高原ゲレンデを通る、「OSJおんたけスカイレース」にも使用されたコースです。足元にスノーシューを装着し、まずはゲレンデ山頂の三笠山を目指してパノラマコースゲレンデ直登の上りを進みます。田の原で御嶽山の勇壮な眺めを楽しみ、三笠山の林を抜けるとゴンドラ山頂駅に到着し前半の上りが終了。ここからはお楽しみの下りが始まります。引力に従ってゴンドラ下を真っ直ぐに、爽快に駆け下ります。途中数ヶ所の急斜面は嬌声をあげて滑り降ります!最後に急斜面をわずかに上るとスタート地点に戻り、コースの前半が終了。ここからは冬はほとんど誰も踏み入れることがない林間のトレイルを大又地区まで下り、大又からはフィニッシュまで最後の上りが待ち構えます。標高・距離共に日本有数規模のスノーシューレースと言えるハードコースですが、雄大な王滝村の白銀の大自然は戦う選手を癒してくれます。

スタートからわずか2時間あまり、激しいトップ争いを制して初代王者に輝いたのは浦野裕之選手。わずか7秒差の準優勝は平澤賢市選手でした。女子は高橋 珍子選手が優勝を遂げました。その後続々とフィニッシュを遂げた選手には、王滝村の皆さん特製の「すんき汁」と入浴施設「ざぶん」で冷えた体を温めてもらいました。制限時間前に最後の選手がフィニッシュを迎え、無事レースを終了しました。ご参加いただいた選手の皆さん、王滝村をはじめとしたスタッフの皆さんのご協力に感謝いたします。

DATA
出走者数 55名
男性/女性 44名(80%)/11名(20%)
最高齢/最年少 60歳/19歳
奄美大島内 28名(25%)
トップタイム 2時間16分13秒
ラストタイム 7時間32分17秒
リタイア者数 0名
制限時間 8時間
完走率 100%




まだまだ一般にはなじみが少ないスノーシューですが、雪にまみれて駆け抜ける爽快感は格別です。ぜひ来年はさらに多くのチャレンジャーをお待ちしています!次回第3戦は「OSJ新城トレイルレース」です!


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