2000ラフウォータースイム・イン・ みなとみらい
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●首都圏で初の本格的スイムレース 第1回みなとみらい21ラフウォータースイム |
「いったい横浜のどこで泳ぐのですか?」 8月20日に開催された「みなとみらい21ラフウォータースイム」の参加募集開始とともに冒頭のような質問が何件も寄せられた。 それもそのはず、みなとみらい21周辺には海水浴場なんて見当たらないのだから質問が出るのも当然なのだ。 この大会は今年(2000年)で13回目を迎えた横浜ボート天国の一イベントとして開催された。 横浜ボート天国は横浜海上保安局などが主催の公共イベント。港を理解し、親しんでもらうため1年に1回一般 の人々に港を開放。 船による港見学ツアーやボードセーリングの大会を毎年実施している。そして今年新たに加わったのがラフウォータースイム。 会場はヨットの帆をイメージして建てられたインターコンチネンタルホテルや国際会議場のパシフィコ横浜に隣接した臨港パーク。 ベイスターズカフェが隣、沖合に横浜ベイブリッジを望む今人気の新しいデートスポットでもある。 レースは臨港パーク前に仮設された桟橋からスタート。1周800mの三角形のコースを時計回りに泳ぐ。 実施されたのは1マイル(1600m)とリレー(800m×3名)の2種目。1マイルに男女併せて約60人、リレーに10チームが参加。 主催者が用意したボートや東海大学ライフセービングチームによる安全監視体制のもとで参加者も安心して泳ぎきることができた。 レースがすべて終了した昼過ぎからは表彰式を開催。上位入賞者たちには立派な表彰状が贈られた。 レース前には「水はきれいなんでしょうか?」などという心配の問い合わせもいくつかあった。 もちろん珊瑚の海とは比べるべくもないが、「思ったほど気にならなかった」「泳ぎやすかった」「来年も出ます」という参加者の声が多かったことを報告しておこう。 2001年の開催日は今年より約3週間早い7月29日を予定。 首都圏に最も近いスイム大会として数多くのエントリーが期待されている。 |
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