今年の「みなとみらい21ラフウォータースイム」は昨年より3週間早い7月29日に開
催された。
29日は横浜港を理解し、親しんでもらうため一般の人々に港を開放する「横浜ボート天国」の日。
横浜海上保安局などが主催となり年に数回開催されている。 ラフウォータースイムもディンギ(小型ヨット)レースとともにボート天国の一
イベントに組み入れられたのだ。
当日は台風の影響が少し残ったためか、猛暑も一息つき、天気は曇り。海のコンディ
ションはと言えば、前日と比較すれば波も静まり、「良好」。波が荒れてコーヒーの
ようだった海の色も、いつものような落ち着きを取り戻していた。南の島のレースが
開催される海の色とは比較にならないのはもちろんだが、男子1マイルに100人、女
子1マイル21人。3人1チームの編成で、1人800m泳いでタスキ(リストバンド)を
渡すリレー部門に18チームが参加。総数175名。昨年の2倍の参加者を集め、ラフ
ウォータースイムシリーズ最大規模に成長した。
ふだんの横浜港はもちろん遊泳禁止海域。 1周800mのトライアングルのコースが目前の臨港パークからはベイブリッジを望む
ことができる。電車でレース会場に行ける気軽さと、「首都圏のおすすめ観光スポッ
トで泳げる」という魅力が人気の秘密だろうか。リピーターも多く参加していた。
また、午後からは初の試みとしてシーカヤック教室も開催。簡単なアドバイスの
後、午前中に泳いだ海を、今度は船上から愉しんでいるスイマーもいた。
ラフウォータースイムシリーズも残すのはヨロン、久米島の2戦。どちらも人気大会で定員に限りがあるため、参加希望の方はお早めにお申し込みを!
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