「06 ラフウォータースイム・イン・ ヨロン」開催レポート! |
【06 ラフウォータースイム・イン・ ヨロン リザルト】 |
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今年で9回目を迎えるラフウォータースイムインヨロン。今回はパワースポーツ期待の新鋭!ハッピー太郎がレポートします!! ヨロンと言えば、またまたやって来たお騒がせな台風。うねりの影響が予想され、スイム会場がシーマンズビーチからウドノスビーチへと変更となったものの、参加者・スタッフの願いが通じたか、どうやら進路は逸れた模様! 大会三日前。見上げる空はとりあえず上々!早速ビーチで会場の設営に取り掛かる中、「潮の状況を確認してきます!」という名目で海を試泳する。晴れ渡る空の下、白い砂浜の向こうに広がる真っ青な海。スゴイ気持ちがいぃ〜。。鹿児島県最南端、ラフウォータースイム発祥の地「与論島」。毎年この海で泳ぐことを楽しみにしている参加者たちが、全国各地からあらゆる手段を使って入島してくる。大会前日、続々と参加者が集まって来た。馴染みの顔、懐かしい顔、そしてまた新しい仲間達。受け入れるスタッフにも気合が入る!毎年お世話になる地元スタッフの皆さんをはじめ、お手伝いしてくれる選手諸君。また富山さん率いる沖縄ライフセービング協会の方々による万全な安全体制。そして今大会、ラフウォーターでは初となるハイテク計測機材も導入された。
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いよいよレース開始。5キロの部。35名の選手がスタートラインに立つ。自分の役割は撮影と、周回する選手のナンバーチェック。普段なら選手として肩を並べる仲間達の表情を海上のボートから見守る。快晴AM9時10分、一斉にスタート!キラキラ輝く青い海に白い飛沫が美しい。首からカメラを下げ、ボートで泳者を追いかける。普段は見る事が出来ない迫力のシーン。うぉ〜、遠泳ってこんなにカッコイイのか。。横一線に広がっていた選手達が次第に縦に隊列を伸ばしてゆく。先頭集団はハッピースイムメインコーチでお馴染みのモリマサこと守谷雅之選手。続くは超速メルヘンスイマー瀬川かおり選手。そして我が朋友、アドベンチャーレーサー桜井智和選手の3名が4位以下を大きく引き離しリードする。力泳をみせる選手たちだが、折り返しのチェックポイントでは笑顔が返ってくる。みんながこの美しい海を満喫している模様。そしてレースの行方は最後の最後まで先頭集団の三つ巴が続くラスト100mの大スパート!アゴの差で桜井選手が競り勝った! |
続くは3キロの部。比較的穴場と言われるこのレースも今年はハイレベル。5キロを泳ぎ終わった後で、当日にエントリーする選手の姿もある。(※距離が短い?と思ってうかつに出場して、撃沈する選手もいるので気をつけたい!昨年のハッピー太郎のように。。ガク。)。。さて、魔物の棲む3キロ!この距離を制したのは、久しぶりに帰ってきたラフウォーター、存在感を見せつけた本山竜也選手!そして続くフィニッシュは、なんと5キロの勝者桜井選手を退け、女性スイマー森山靖子選手が見事に総合2位を獲得した! |
残る個人種目は1.5キロ。参加者数も倍増の70名!こちらは5キロや3キロとのダブルエントリーも目立つが、中にはリレーも含めて全部出てしまう選手も。。参加者の3分の2を女性が占めたレースだったが、なんと総合優勝も女性スイマー。5キロの部で惜しくも3位となった瀬川カオリンが後続を引き離してトップを飾った!2位には永瀬知之選手。3位は3キロを制した本山選手が続いた。 |
最後は3人1組によるリレー。1人1キロを泳ぎ3キロの距離を繋ぐ。ハッピー太郎も第1泳者だったら出場OKのお許しが出たため、カメラを置いて緊急テイクオフ!ネスレの奥野選手、ハッピースイムの野田選手とチームを組む「チーム亡霊とアリーンとのだっち」。皆と大会に参加できること、そして何よりも泳げるということが凄く嬉しい!参加数16チームの第1泳者がスタート。海上から見るのも良かったが、やはり自分で泳ぐってのは素晴らしい気分。周りのスタッフにも感謝です。結果は、優勝「ササミ」。メンバーは個人3キロ優勝の本山選手、5キロ女子3位の小板橋まみーん選手、同レース優勝の桜井選手の強豪達が貫禄の勝利を飾った! |
さあ、ラフウォータースイム・イン・ヨロン。選手の中には、ここまでが余興、これからが本番!という人も少なくない(というかホトンド)。島の皆さんが準備してくれた料理と、ビールに黒糖焼酎「有泉」!恒例の茶花海岸での表彰パーティだ。表彰の途中は雨が降る場面もあったが、さすが!誰も帰らない。各レースのエイジ別表彰、総合表彰、と式はテンポ良く進み、お待ち兼ねの余興タイム。まずは島の子供たちによる息の合った太鼓の演奏。そして、地元の皆さんによる「K1バンド」(別名インチキバンド?)が去年より更にビッグになって帰ってきた!素敵な唄と三線を披露し、参加者の心を和ませる。そしてお待ちかね「ヨロン献奉」で島の皆さんが選手一人ひとりに「有泉」をついでまわった。会場のボルテージが更に高まってきたところで、ラストを飾る「かりゆしバンド」登場!その演奏は聞く者全ての心を打ち、会場全体が踊りだす。今年も最高潮の盛り上がりで幕を閉じた! その後もまだまだ続くヨロンの夜。2次会3次会とまた伝説が生まれるのであった。。ガク。 |
さて、おしまい。翌日は民宿のおばちゃんに「みんな島の人みたいだね」とお褒めの言葉?をいただいて島を後にしました。では来年、また素晴らしいヨロンの海でお会いしましょう!皆様お疲れ様でした! |