セセルフディスカバリーアドベンチャー
マウンテンランペアマッチチャレンジ・イン・白馬開催レポート

 日本を代表するアルピニストの聖地・長野県北アルプス。数ある北アルプスの名峰でも人気が高い白馬山麓で、今年もセルフディスカバリーアドベンチャー・マウンテンランペアマッチチャレンジが開催された。
 コースは去年と同様に、八方尾根の白馬ジャンプ競技場をスタートし八方尾根スキー場から唐松山荘-大黒岳-五竜山荘―遠見尾根を経て白馬五竜スキー場でゴールする約23kmのルート。今年はこれまでのステージ形式を廃止し、ノンストップのレースとなった。
今年のエントリーは男子チームが12チーム、女子チームが2チーム、男女混合チームが8チームの合計22チーム44名。前日の選手受付は晴れ間も見える穏やかな天候。気になる大会当日の予報は曇りのち雨。例年天候には悩まされるこの大会ではあるが、初参加の選手も多い今大会、天気になって是非北アルプスの絶景を堪能してもらいたいものである。
 さて大会当日、早朝4時30分はまだ闇の中。白馬五竜スキー場前の大会受付には準備万端の選手たちが集まってきた。スタート地点までは大会のシャトルバスにて移動。スターと地点の白馬ジャンプ競技場に到着するころには明るくなってきた。天候は曇りでコース途中の白岳がスタート地点から確認でき、まずまずのコンディションのようである。競技説明後、午前6時にスタートホーンと共に22チームが約23km先のゴール目指してスタートを切った!
 例年になく澄み渡った山頂付近は絶景が広がり、八方尾根のゲレンデからひたすら続いたのぼりを終えた選手を癒してくれる。しかし視界がよい分、数百m下の谷底まで見下ろせる牛首の鎖場は数倍増しの怖さであったようである。
 レースは終始リードを保った北富士山岳特戦隊野の村井・青木ペアが4時間10分のコースレコードで優勝を遂げる。2位の大宮自衛隊チームともども、日本の自衛隊の凄さを目の当たりにし、日本の安全はこれからも大丈夫だと妙に確信する。混合チーム優勝のこぼれ山岳隊の高村選手は去年の女子チーム優勝に続いて2部門を制覇!来年は3部門を制覇なるか!?
 午後から振りだした雨の中、午後3時からの表彰式中に最後のチームもゴールし、リタイア等もなく無事大会は終了。今年も大いに健闘するレースを見せてくれた選手、白馬村観光局・白馬五竜スキー場をはじめとした関係各所・関係スタッフに感謝します。

また来年お会いしましょう!!




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