セルフディスカバリーアドベンチャー・王滝村 レポート&リザルト

【リザルト】
【MTB100km 1〜100】 【MTB100km 101〜200】 【MTB100km 201〜300】
【MTB100km 301〜400】 【MTB100km 401〜485】 【MTB100km DNF-1】
【MTB100km DNF-2】 【MTB42km 1〜100】 【MTB42km 101〜200】
【MTB42km 201〜300】 【MTB42km 301〜400】 【MTB42km 401〜】
【RUN42km】 【RUN20km】 【King&Queen of 王滝】

 もはやアドベンチャーレースのメッカとなりつつある長野県王滝村に、今年も全国からマウンテンバイカー・マウンテンランナーが集結しました。今年は全7大会行われるセルフディスカバリーアドベンチャーシリースの中で、最大規模の大会である本大会。参加者数は去年からさらに増え、MTBに1400名・マラソンに180名のエントリーを数えるまでとなり、事務局はうれしい悲鳴をあげながら大会準備に翻弄し、なんとか大会を迎えたのでした。

 さて大会1日目はMTBファンランとMTBの受付です。MTBファンランはインストラクターと共に、ゆっくりとしたペースで林道をツーリングします。当日参加を含めた25名の参加者は、翌日の大会の足慣らしであったり、翌日の応援のついでに参加したりとそれぞれでしたが、いずれも王滝村の自然をゆったりと満喫していました。午後からのMTB受付ではあいにくと雨が降ったりやんだりの天気でしたが、会場の各ブースはたくさんの参加者で賑わいを見せていました。今年は協賛メーカーもさらに多くご出展頂きました。
 年間を通して協賛いただいている6社(ワコールCW−X・パワーバー・アシックス・フェニックス・ゴールドウィン・アートスポーツ)に加え、トヨタネッツ・スコット・ライトウェイプロダクツ・ナショナルタイヤ各社も今大会にご出展いただきました。この場であらためて協賛各社様のご協力に感謝を申し上げます。
 去年もすごい量だと感心した参加者への配布バックですが今年もまたさらにたまげた量になりました。スタッフ一同心を込めて封入しましたので、パンフレット・協賛メーカーのカタログなどぜひご覧いただけるとなによりです。約400名が出席した競技説明会・ウエルカムパーティは、最後に協賛各社からの豪華賞品争奪ジャンケン大会も開催され、異様な熱気に包まれていました。

 そしてMTB大会当日。どんよりと厚い雲が空を覆っており日中は雨も落ちてくるとの予報。100kmのスタート地点となる松原スポーツ公園はスタート順に並べられたバイクの長い列で覆い尽くされんばかりです。定刻6時に王滝村小林村長のおなじみのホーンと共にクロスMTB100kmがスタートし、機器のトラブルにより10分の遅れでMTB42kmは7時10分にスタートしました。
 100km・42kmともにこれまでと同様のコースを通って、王滝村氷ヶ瀬地区のゴールを目指します。上位を目指すエリートライダーから、マイペースで完走をめざすのんびりライダーまで、それぞれのペースで王滝村の林道を進みます。
 しかし、例年同様途中のチェックポイントでの制限時間が設定されているので、あまりのんびり走ると制限時間オーバーになりますのでご注意が必要です。MTB42kmのトップがゴールを迎えたのはスタート後2時間6分経過した9時16分。その後続々と42kmを満喫した選手が笑顔でゴールを迎えます。雨のためほとんどの選手が全身泥まみれですが、ゴールした喜びで笑顔は輝いています。

 MTB42km男子は福井県の森下治雄選手、女子は長野県の丸山八智代選手が優勝。MTB100kmは茨城県の武井きょうすけ選手、女子は佐々木優子選手が優勝。武井選手・佐々木選手が所属するチームのFORZAは今回最多の59名でのエントリーでした。表彰式では男女別総合1〜5位と男女年代別1〜3位が表彰を受け、カップやメダルと協賛各社様・王滝村からの豪華副賞が入賞者に贈られました。王滝村からの優勝者へのいのぶた1kgはとても魅力的でしたね。

 そしてマウンテンマラソン大会当日。雨もやみ、青空も見えてきているので天候は問題なし。42km・20kmともに例年と同様のコースを走ります。マウンテンバイクよりは騒がしくないためか、鹿やサルも選手の応援をするために沿道に出てくることもあるこのマラソン大会。自然とのふれあいもセルフディスカバリーアドベンチャーの大きな魅力です。
 7時に両種目ともにスタート。42kmでは昨日のMTB100kmとのダブルエントリーによるキング&クィーンオブ王滝の称号を狙う選手も多数参加しています。気温もそう高くはなく絶好のマウンテンランニング日和に恵まれ、選手は辛くて楽しい王滝村の林道コースをゴール目指してひた走りました。20kmに続いて42kmの選手が続々とゴールを迎え、完走した選手それぞれにレースを満喫した表情でした。
 20km男子は愛知県の渥美昇選手、女子は神奈川県の中西尚子選手、42kmは長野県の宮路聡選手、女子は三重県の岸野徳子選手がそれぞれ優勝を果たしました。マラソンの表彰式もMTBの表彰対象と同様に行われ、豪華景品がカップやメダルとともに贈られました。また、今年のキングオブ王滝は武井きょうすけ選手、クィーンオブ王滝は佐々木優子選手に決定しました。

 ご参加の皆様・協賛各社関係者様・王滝村の皆様・その他多くの皆様のおかげをもちまして、運営を致しましたパワースポーツでは過去最大規模の大会を、無事終えることが出来ました。皆様には深く御礼申し上げます。来年も同様の時期に開催を予定しております。皆様のまたのご参加を心よりお待ちしております。

ありがとうございました。

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