セルフディスカバリー クロスマウンテンバイク参戦記 加藤 亘 |
元気でチューリング隊(GDT隊)アドベンチャーレースでびゅー |
GDT隊堂々の総合8位をゲット!!(男子クラス4位 )の快進撃!! シドニー五輪トライアスロン女子代表O内はるなチーム、アトランタ五輪MTB女子XC代表K林加奈子チームを撃破!! 第1ステージ、サロモンアドベンチャー3位の国内最強S戸太郎プロチームに勝ちステージ3位 の快挙!! 第4ステージ、優勝チームと同タイムのステージ2位の大健闘!! |
ついに行って参りました。「セルフディスカバリーアドベンチャーレース」
場所は7月のMTB100kmレースが行なわれた長野県の木曽山中の秘境王滝村。今シーズンGDT隊の最大のイベントとして挑戦した初のアドベンチャーレース体験であります。
この大会に備え、7月の100kmを完走し、夏の過酷なチューリングにも耐え、前週には強化練習として奥
武蔵の山で、実戦訓練??もこなし、準備万端??で臨んだのであった。 参加隊員は、最近サバゲ(サバイバルゲームの略:野山での戦争ごっこ遊び)にはまっているS山軍曹、乗鞍5位 で来シーズンはフルマラソンでサブスリー!!を狙うT梨学長、それに私P王子を加えた3名のGDT隊最強の特殊部隊を投入し上位 完走をめざした。 このレースは3名でのチーム戦であり、3人のチームワークが勝利の鍵となる。日頃足の引っ張り合いを している隊員同志の仲間割れだけが唯一の心配事であります。 さて、いかなる試練も乗り越えてきたGDT隊の運命やいかに!! いったいどうなってしまうのか!? 百戦錬磨のプロチームを相手にどんな戦いを挑むのか!? 乞うご期待。 |
■レース前日:9/22 |
会場で受付を済ませ、レースパンフレットを受け取り、イワナの塩焼きとビールをいただきながらなが
めてチェックすると、今回のレースには国内のこの手のアドベンチャーレースとしては最高の63チーム
がエントリーしておった。 |
18:00から前夜祭があり、食事とビールがタダで提供されるとあって、飢えたGDT隊はすかさず会場に乗り込み料理の並んだ席をゲットしたのであった。主催者側から今回のレースのコース説明と注意事項の説明を受ける。 夜になるとさすがに標高1000mの山奥だけあってかなり冷え込む。ありったけの服を着込んでも寒い。 しかし、夜空は満天の星が降るように輝いていて見事。明日の天気も良さそうだ。早朝6:00スタートの明日のレースに備え、8:00には就寝したのであった。 |
■レース当日:9/23 |
■第1ステージ:MTB/14.1km |
学長のハイペースに付いていけるのはトップチームの連中だけとなり、前にはもう10名程しかいない。プロのS戸太郎選手のチームも女子選手が遅れ出し、S戸選手が例の牽引ロープで引っ張り作戦に出ていた。 |
スタートして1時間1分、7:01に総合3位(男子クラス2位
)でゴール!! 見事に得意のMTBステージで、S戸選手達のサロモンプロチームを撃沈いたしました。パチパチパチ。スバラシイ結果
であります。 |
■第2ステージ:リバートレック&トレイルラン/約5km 8:37に1時間21分かかってようやくゴール。身も心もクタクタであった。しかし休む間もなく次の
ステージが待っている。 |
■第3ステージ:トレイルラン/約8km |
三浦貯水池のほとりに出て、ダム湖に沿って森林鉄道の廃線跡ルートを辿るコースとなるともう道はほぼ
平坦である。 |
■第4ステージ:MTB/22.8km |
先日の100kmの第2CP地点を通過し、同じルートを辿ると、先日の悪夢が蘇えってきた。 |
今回は前回の教訓を生かし、タイヤ空気圧を高め(4気圧)にセットし、パンクに備えたため下りでも安心して飛ばせたのであった。後続のチームを遥か後方に置き去りにして前のチームを追うが、前とは差が大きく、まったく見えない状態であった。先行するS山軍曹の姿も見えなくなり、必死で追うがとてもじゃないが追いつかない。ランで不調だったS山軍曹であったが、ここで一気に本領発揮。さすがに得意のMTBの下りで見せ場を作り、先程のランでの汚名を挽回し、いい仕事をしてくれた。 |
■第5ステージ:リバートレック&トレイルラン/約6km |
ここから河原の中を進むことになったが、後ろを見ても後続のチームが追って来ている様子もなく、もう
あわててもしようがないのでゆっくり行くことにした。こうなったらレースを楽しんだ方がおもしろいと
思い、ハイキング気分で歩く。S山軍曹もそんな感じで進む。 |
「マジ!? これはヤバイ。もう追いつかれたか!?」とあわててスタート。しかしそのほかの選手の姿は見え
ず、ひとまず安心。 |
「げっヤバイ。追いつかれる!! S山軍曹大ピーンチ。」だが選手の姿は2名だけでもう一人の女子選手がいない。 |
ついに最終ステージではどこにも抜かれることもなく逃げ切りに成功。総合8位
をキープしたのでありま した。 |
18:00からの表彰式まではかなりの時間があったので、一度キャンプに引き上げて温泉に入りに行く
ことにした。 |
■翌日:9/24 第6ステージ(オプション!?) |
眼前の御嶽山頂上の素晴らしい景色を眺めながら寛ぎ、しばらく一休みする。 |
参加61チーム/完走56チーム
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1位 | EAST WIND ECO CHALLENGE | (谷口けい・佐藤佳幸・田中正人) | 6:15 | 混合1位 |
2位 | EAST WIND | (白戸太郎・石川弘樹・桜井美恵) | 6:26 | 混合2位 |
3位 | The Earth Players Transcend Experts | (大内直樹・久保哲彦・稲垣勇一郎) | 6:34 | 男子1位 |
4位 | チームDON亀 | (伊勢村伸介・泉田秀利・梅田隆弘) | 6:35 | 男子2位 |
5位 | PC松本サイクルクラブ松本Aチーム | (中野善人・前田芳久・松本晴美) | 6:37 | 混合3位 |
6位 | 牛込自転車倶楽部 | (塚田聖次・杉山真之・石川陽三) | 6:39 | 男子3位 |
7位 | もしカメQちゃん | (大木通照・小関訓・加藤久代) | 6:48 | 混合4位 |
8位 | 元気でチューリング隊 | (加藤亘・杉山隆・高梨真幸人) | 7:13 | 男子4位 |
(1ST:3位 /2ST:12位/3ST:19位/4ST:2位/5ST:13位) | ||||
9位 | 伊那アスリート | (宮沢利幸・樋代俊彦・飯島浩) | 7:14 | 男子5位 |
10位 | A&FアドベンチャーBRIKO-Bチーム | (小林昌樹・西田和弥・桐竹由花) | 7:17 | 混合5位 |