「セルフディスカバリーアドベンチャーレース・イン・屋久島」
開催リポート&リザルト! |
【出場チーム紹介】
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あじごのみ
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チーム・ターザン・アンビシャス
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チームターザン・Protein
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アイアンスピリッツ
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チーム地平線+A&T
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チームターザン・ホルモンDX
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とれとれ東龍門
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チームターザン・Again
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サムライ・スピリッツ
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【以下写真クリックで拡大】
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世界遺産の島「屋久島」。これほどアドベンチャーという言葉にふさわしい島はないだろう。宮之浦岳に見守られ、白谷雲水峡から縄文杉を横目に駆け抜け、そして宮之浦川を下り大海原に至る。そんな構想を描いたのは約5年前。ついに屋久島でのアドベンチャレースが誕生した。
開催告知が間近ということもあり、今年の記念すべき第1回大会の参加チームは9チーム。このレースはパワースポーツで開催している「セルフディスカバリーアドベンチャーレース・イン・王滝」と同様、1日完結型の3名1チーム編成で行われた。 競技種目は第1ステージ:マウンテンラン、第2ステージ:マウンテンラン、第3ステージ:リバートレック、第4ステージ:カヤックの4ステージ。スタートはAM6:00。制限タイムはスタート後12時間のPM6:00だが、第3ステージはPM3:00にクリアしなければならない。 |
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大会前日には競技説明会を兼ねたパーティーが公民館で開催された。レース開催地である上屋久町のみなさんが郷土料理でおもてなし。参加者は舌鼓を打っていた。今回はカヤック種目ではとても頼りになる強力なスタッフ、国内最大のシーカヤックレース「奄美シーカヤックマラソン」で大会2連覇を達成している鹿児島カヤックスの野元さんが加わってくれたので、競技説明会では野元さんからカヤック種目に際して注意事項や技術的なこと等わかり易く説明。参加者は真剣な表情で野元さんの話を聞き入っていた。上屋久町長からの差し入れ焼酎「愛子」でほろ酔い気分の参加者は、明日のレースで健闘を誓い合い、満天の空のした宿舎に帰っていった。 |
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いよいよ大会当日。山岳スタッフはAM4:00に配置につく。そして、まだ夜が明けきらない中、予定通 りAM6:00一斉にスタートした。第1ステージフィニッシュして、第2ステージのコースである縄文杉を通 り、最初に第2ステージフィニッシュ地点の宮之浦川上流に辿り着いたのは、予想通 り「サムライ・スプリッツ」(佐藤佳幸、石川弘樹、桜井美恵)で到着タイムAM10:20。2番手は約15分後に「あじごのみ」(田中宏昌、市岡隆興、間瀬ちがや)。そしてトップ通 過2時間後に3番手「とれとれ東龍門」(木元啓、平野直子、日隈聖)がフィニッシュ。さらに1時間後のPM1:00を過ぎて「チームターザン・アンビシャス」「アイアンスピリッツ」「チームターザン・Again」と続いた。 |
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第3ステージのリバートレックは約4km。普通に考えれば1kmを14分で進んでも1時間以内にフィニッシュできると思ったチームがほとんどだったが、10m以上の岩がゴロゴロしている宮之浦川ではそうはいかない。トップの「サムライスピリッツ」でもこのステージを2時間費やした。その情報を聞いたPM3:00以降第2ステージをフィニッシュした3チームは、ここでリタイヤを決めた。 最終ステージのカヤック。当初は宮之浦川を下り、海に入り約7kmの漁港を目指し折り返して帰ってくる18kmのコースであったが、海が荒れてくる状況で野元さんが最終判断。危険を回避して宮之浦川を往復する約9kmのコースに変更した。それによって第3ステージの制限時間がPM4:00となる。そして危なげなく順調にリバーカヤックをこなし、第1回大会を征したのは「サムライスピリッツ」。2番手3番手は「あじごのみ」「とれとれ東龍門」と続いた。PM4:00を少し過ぎたが安全と確認され、リバーカヤックをスタートしたのは「チームターザン・アンビシャス」(杉山隆司、阿部直、松田幸恵)。元気に最終ステージを終え無事フニッシュした。以上4チームが第4ステージに進み、全ステージをクリアすることが出来た。 |
その頃まだ第3ステージに立ち向かっているチームがある。それは「アイアンスピリッツ」(長田、麻里、三好礼子、菊池由佳)と「チームターザン・Again」(片山昭彦、鈴木孝司、北山ポーリン)だった。女性のみのチーム「アイアンスピリッツ」は、男子・混合チームに負けず劣らず大健闘の6位 。フェルトの沢用シューズで揃えた「チームターザン・Again」は5位と「アイアンスピリッツ」を振り切った。 |
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セルフディスカバリーアドベンチャーレースはスタートラインに立つまでの道のりが大切で、スタートラインに立った参加者は全て勝利者と考えている。今回最終ステージまで進んだチームはさらに腕を磨き、第3ステージに挑んだチームはさらに持久力を高めるトレーニングを積み、第2ステージで終了したチームはさらに基礎技術を身につけ、この屋久島の大自然に帰ってくることに期待したいと思う。 上屋久町のみなさんが感じたこのレースの印象はというと、大自然を飛び跳ねて駆け上がる姿に驚きを隠せなかったが、自然にやさしく接し、ハイカーとは共存を心がける気持ちが伝わり納得の表情だった。来年も上屋久町の人たちは参加者をやさしく迎えてくれることだろう。 |
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