11月10日(土)
講師は去年の第1回目と同じく、プロトライアスリートの藤原裕司氏と、ハッピースイムのコーチでラフウォータースイムのアドバイザリースタッフである守谷雅之氏。午後に東急ホテルのロビーに集合後、プールでのスイムフォーム撮影からクリニックはスタートします。ひとりずつ正面からと水中からスイムフォームを撮影します。終了後ランウエアに着替え、ランニングクリニックへ。明日のタイムトライアルのコースを試走後、芝生の上でストレッチ。最後にランニングフォームを確認し1日目は終了しました。 |
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11月11日(日) モーニングランから2日目のクリニックはスタート。来間大橋のたもと引き返し、散策路を通ってホテル前のビーチまで軽く汗を流します。朝食後、昨日撮影したスイムフォームの映像を上映します。普段は確認できない自分のフォームや他の参加者とのフォームの違いを確認します。続いてはスイムクリニック。午後のタイムトライアルに向けて折り返しでのターンの練習と実際のコースの試泳を行ないます。風があり若干波が強い中、午後に備えて泳ぎを確かめます。昼食後、スイムタイムトライアルの本番です。またビーチに集合しスタートに備えます。風で流されたコースを修正し予定より若干遅れてスイムタイムトライアルがスタート!片道250mを折り返し、1周500mを3周する1.5kmを、制限時間40分以内に泳ぎ切るのが目標です。ほとんどの参加者が無事制限時間をクリアし、無事スイムタイムトライアルは終了。続いてはランのタイムトライアルです。ホテル前をスタートし海沿いの道路を2.5kmで折り返す1周5kmを2周する10kmを制限時間55分以内に走りきるのが目標です。スイムの疲れもある中、本大会への出場権をかけてラントライアルがスタート!風は相変わらず強く、往路の向かい風が参加者を苦しめます。1周目をおえてスタート地点に戻ると多くの参加者は給水を行なって2周目に向かいます。講師の藤原さんがトップでフィニッシュ後続々と参加者がタイムをクリアしてフィニッシュを遂げます。無事ランタイムクリニックは終了しほとんどの参加者が本大会の出場を決めました。続いてはバイククリニックへ。藤原さんの先導で、1時間余り島の西側にバイクライド。そして午後7時からは記録証授与&懇親会。東急ホテルのおいしい食事に舌鼓を打ちます。恒例の参加者一人ひとりのスピーチを行い、トライアスロンへの熱い思いを語ってもらいました。最後に守谷さんと藤原さんから、本大会へむけたトレーニングなどのアドバイスをもらい終了しました。 |
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11月12日(月) 昨日同様モーニングランから3日目もスタート。約半分の参加者が参加してくれました。朝食後はほぼ半分ずつに分かれてバイクロングライドとスイムクリニックへ。バイクライドは、前半は藤原さんと、後半は特別講師の小美野さんと共に本大会のコースの一部を走ります。スイムクリニックは守谷さん担当でヘッドアップなどのトレーニング後、ミニアクアスロン3周回を行いました。両クリニックとも無事終了し、全ての日程が終了しました。参加者の皆さんお疲れ様でした!来年の本大会での健闘をお祈りします!! |
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依然人気の高い宮古島トライアスロンの出場権を得られ、一流講師によるクリニックも受けられるこのトライアスロンセミナー。来年こそはあなたもチャレンジしてみませんか! |
番外レポート 「島尻パーントゥ」 宮古島トライアスロンの優勝者のゴールを見たことのある人ならば多分存在は知っている、あの草で覆われた妖怪のような物体、それが「パーントゥ」。宮古島の北部島尻地区で毎年秋に行なわれる、国の重要無形民俗文化財に指定される由緒あるお祭りに登場する、れっきとした神様である。たまたま、その祭りがクリニックの最終日の夕刻に開催されるのを聞きつけ、急遽突撃取材を敢行!
夕方5時ごろ現地に到着すると集落の中心部には数十名の人だかりが。生のバンド演奏がおどろおどろしいBGMを奏でる中、パーントゥが現れる道の奥をみつめる人々。いまかいまかとパーントゥの出現を待っているうちに、いつのまにか通りを埋め尽くすほどの人が集まり、期待と不安でボルテージは最高潮に。道の奥まで見に行った子供たちがダッシュで逃げてくるその先に、とうとう3体のパーントゥが悠然と登場!全身泥だらけでつる草をまとい、仮面を着けたパーントゥは、行き会った住人や観光客、はては取材のレポーターカメラマン、そして警察官にまで問答無用で抱きついて、全身にまとっている臭い泥を塗りまくる。泥が厄払いになり、健康で過ごすことが出来ると信じられているためだ。新車や新築の家、若い女性、赤ちゃんは特に狙われる。ご利益のある泥に塗られたいけれど、あまりの異様な姿に恐れおののき全身泥まみれにはなりたくない微妙な心理状態の人々とパーントゥとのまさに鬼ごっこのごときお祭りは夜8時まで続くのでした。
(おしまい) |
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