今年で７年目となる「ＪＡＬトライアスロンクリニック」。今回は昨年も講師を担当した宮塚英也スポーツ研究所所長・宮塚英也氏、湘南ベルマーレトラアスロンヘッドコーチ・中島靖弘氏に加え、弊社イベントＲＷＳシリーズアドバイザースタッフでもありハッピースイムメインコーチの守谷雅之氏の３名が講師を受け持ってくれた。参加者は２０名でトライアスロンを始めて１年に満たないビギナーから１０年以上のベテランまで様々。３名の講師は参加者のレベルに応じて細かく指導。今回は日頃一人でトレーニングしている方が多く、講師の指導をメモに取りながら真剣な姿勢でクリニックに参加している方が多く見られた。クリニック２日目はスイムとランニングのタイムトライアル。基準タイムをクリアすると来年の宮古島大会の参加権が得られる。タイムトライアルには３名の講師も加わり、参加者と一緒にいい汗をかいたようだ。さあ来年４月２３日が本番。寒さに負けず、この冬のトレーニングが勝負だ！

■開催日時	２００５年１１月２５日（金）〜２７日（日）　３日間
■開催場所	沖縄県宮古郡下地町　宮古島東急リゾート及びその周辺
■参加者	２０名（男子１９名、女子１名）
■講師	宮塚英也（宮塚英也スポーツ研究所所長） 中島靖弘（湘南ベルマーレトラアスロンヘッドコーチ） 守谷雅之（ハッピースイムメインコーチ）
■協　　力	日本航空、日本トランスオーシャン航空、宮古島東急リゾート、パワーバー
■運営企画	パワースポーツ

１日目
１４：４０〜１６：００	スイム実践クリニック
１６：２０〜１７：４０	ラン＆ストレッチクリニック
１７：４０〜１８：００	トレーニングアドバイス
ブリーフィング後、早速、タイムトライアルを行うスイム会場へ。スイム会場は本大会同様の前浜ビーチだ。トライアスリートは全般的にスイムが苦手。オープンウォータースイムでは常にトップグループの成績を残している守谷氏の実践テクニックは目からうろこ。真剣なまなざしでその泳ぎに見入っていた。直線に張られた２５０ｍのコースを軽く往復しスイムクリニックは終了。すぐに着替え、ラン＆ストレッチクリニックに移る。こちらは宮塚氏がスムーズな走りを会得するためのアドバイス、中島氏が湘南ベルマーレ所属選手に教えているテクニックなど、トップ選手だった、そしてトップ選手を育てている講師ならではの嬉しいクリニックだ。

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2日目
０６：３０〜０７：３０	モーニングラン　※自由参加
０９：００〜１０：００	スイムタイムトライアル　１５００ｍ　基準タイム４０分
１０：４５〜１２：００	ランニングタイムトライアル　１００００ｍ 基準タイム５５分
１３：３０〜１４：３０	バイクポジション＆メカニック講座
１４：３０〜１７：００	バイクライド　※自由参加
１８：００〜１９：００	レース完走アドバイス
１９：００〜２１：００	懇親会
早朝６；３０から自由参加のモーニングラン。この日は講師含め１３名で軽く汗を流す。いよいよスイムタイムトライアル。緊張の面持ちでスイム会場にやってくる参加者達。各々ストレッチにアップを行い、桟橋のスタートラインについた。９：２０一斉にスタート。黄色いパワーバーキャップをかぶったアスリート達が青い海に放たれた。レスキュースタッフ担当は宮古トライアスロンクラブのメンバーだ。毎年協力していただいており頼もしい存在である。リタイヤ者はおらずとりあえず全員完泳。 少し休憩をとり、次はランニングタイムトライアルだ。コースはさとうきび畑と海に挟まれた片道２.５ｋのコースを２往復する。小刻みなアップダウンを繰り返すタフなコースに、時折苦しい表情を見せながら持てる力を振り絞って全員１０ｋｍを走破した。 昼休みを挟みバイククリニック。タイムトライアルも終了しホッとした表情で正面玄関前の芝生に集ってきた。現役時代バイクで圧倒な力を誇った宮塚氏のバイクアドバイスにみんな聞き入る。メンテナンスは自分で手がける中島氏のメカトラワンポイントアドバイスの後、バイクを持参した参加者と講師含め１８名で宮古島景観ＮＯ１の東平安崎折り返し約５０ｋｍのロングライドを楽しんだ。 　完走アドバイスのあとタイムトライアル記録書の授与、続いて宮古トライアスロンクラブメンバーを交えた懇親会では、本大会にかける思いをそれぞれ語ってもらい、アスリートの夜は更けて行った。

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