ばしゃ山村からの風景
「ツール・ド・宮古島」のダイナミックな海岸線コース
久松五勇士 石碑 |
年初恒例の沖縄(&鹿児島)行脚に行ってきた。今年はRWSシリーズに「奄美大島大会」が加わるので、行脚は鹿児島・奄美大島からスタート。2月6日(月)から12日(月)まで1週間のスケジュールで、奄美大島→座間味島→石垣島→小浜島→宮古島と駆け足で巡った。
新しいところでは奄美大島。RWS常連のIさんがRWS誘致委員会を発足し地元に働きかけてくれ、今年11月3日にいよいよ「RWS・イン・奄美大島」が開催される。開催場所は奄美市(旧笠利町)のばしゃ村山というリゾートホテル前のビーチ。奄美市役所での打合せ翌日には、地元新聞紙にデカデカと「ラフウォータースイム・イン・奄美大島」開催決定!と掲載され、地元の期待の大きさに気合が入いる。大会翌日には奄美大島で古くから伝わる「舟こぎ競走」をRWS参加者対象に行なうことも決まったので、今からお楽しみだ。
座間味島と小浜島は直近(といっても3ヶ月ほどあるが)にRWS大会開催を控え、最後の詰めを行なう。どちらも参加者が急増しており、島でのバックアップ体制がより強力となり心強い。
宮古島では4月開催される「宮古島トライアスロン」と「RWS・イン・宮古島」の打合せ、そして、開催に向けて着々と準備を進めているサイクルロードレース「ツール・ド・宮古島」のコース設定が本題だった。「ツール・ド・宮古島」は、国内ロードレースで人気NO.1の「ツール・ド・沖縄」とハワイの「センチュリーライド」の特徴を併せ持った大会として開催を計画している。エリートからビギナーまで楽しめる制限時間が長いロードレース。夢のロードレース実現に力を注ぎたい。
そして、石垣島在住のRWS大会でお馴染みのシーカヤッカー八幡君と打合せ。昨年の与那国島〜西表島シーカヤック横断に続いて、今年は石垣島〜宮古島シーカヤック横断を計画。総距離は最短で90km。この横断は「久松五勇士*」にちなんで行なおうと思っている。石垣島を出発し、宮古島の到着地は久松五勇士が勇敢に石垣島へ渡った地「久松漁港」だ。宮古島へ行く機会があったらぜひ久松漁港へ立ち寄ってもらいたい。「海魂」と記された久松五勇士の石碑がきらびやかに建ち誇っている。
【久松五勇士とは*】
905年日露戦争当時のこと、ロシアのバルチック艦隊が日本本土に向って北上するのを宮古島島民が発見した。当時宮古島には電信局は無く、この情報は宮古島久松の漁師五名へと託された。久松の五名の漁師は電信局のある石垣島まで160kmの荒海をクリ舟で一昼夜かけて渡った。「敵艦見ゆ」の情報は日本連合艦隊へと打電された。
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