CYVLE CHALLENGE CUP FUJISAWA

レポート

「サイクルチャレンジカップ藤沢」は晴天の下、今年で4回目を迎えることになりました。
都心で開催される数少ない公道が走れるレースとしてエントリーはすぐに定員に達する大会です。

今年の競技種目は、エンデューロ、クリテリウムとキッズバイクレースの3種目となります。
参加者は、エンデューロがソロ131名/2名チーム91チーム/3名チーム50チーム/4名チーム42チーム、クリテリウムが11名、キッズバイクレースが29名のエントリーがありました。

今年のコースも昨年続き、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス様のご協力により、一部キャンパス内を使用させていただきました。
クリテリウムのコースは全てキャンパス内を使用させていただきました。

今年は競技種目も増えたことにより、家族連れや地元の応援者も増え、大会は年々盛り上がりをみせています。
ご協賛は、「ネッツトヨタ湘南」様、「湘南慶育病院」様、「株式会社エイアンドティー」様、「かながわ信用金庫」様と地元から大会を支えていただいております。

受付

受付時間前からぞくぞくと選手が集まります。
今年も慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス様のご厚意によりミネラルウォーターを選手へ提供していただきました。
そして地元からはお花や取れたての野菜を参加者へ提供していただきました。
メカニックブースでは選手のバイク調整や点検を行い、レースに備えます。


メイン会場

豚汁やカレーなど地元の食材を使った飲食ブースや今回初出店となった湘南慶育病院様ブースでは骨密度の計測できるなど様々なブースに出店していただきました。
そしてネッツトヨタ湘南様からは車両の展示や自動ブレーキ体験ブースなどもあり、参加される選手だけでなく、応援に来た方も楽しんでいました。
また、子供用のプライベートパークも設置され、たくさんのご家族に利用していただきました。


エンデューロ開会式

山口幸雄実行委員長、鈴木藤沢市長をはじめ、関係者の方々のご挨拶、競技説明など大会セレモニーが行われました。
そして今年は湘南江の島海の女王と「キュンとするまち。藤沢」公式マスコットキャラクターのふじキュンが応援に駆けつけてくれました!


エンデューロレース

今回のゲストライダーとして、リオ2016パラリンピック自転車競技日本代表の石井 雅史選手、パワーバーサポートアスリートからは孫崎 大樹選手、小泉 夢菜選手、金子 広美選手、篠崎 友選手、今村 圭孝選手と多くの選手がこの藤沢市に集まっていただきました。

今年もネッツトヨタ湘南様よりご提供いただいたヴェルファイアを先導車としてパレードスタートされました。
スタート前には地元遠藤の太鼓団体の演奏で選手を鼓舞します!!

レースは、ツール・ド・おきなわ2017の210kmの部チャンピオンの高岡選手、同じく140kmの部チャンピオンの西山選手、実業団で活躍された紺野選手、 そしてパワーバーサポートアスリートの孫崎選手がレースを引っ張ります。

キャンパス内に交代エリアを設置したこともあり、チームメイトの声援やたくさんの応援で大会はヒートアップ!!

最後はゴール前のスプリントで競り勝った紺野選手がトップでゴール!!その後高岡選手、西山選手と続きました。


クリテリウムレース

1周約1kmのキャンパス内を30周走りタイムを競います。
参加者は11名でパレードスタート。今度のパレードカーはレース仕様のヴィッツ。
キャンパス内を1周後、いよいよリアルスタート!
レースは、エンデューロ同様、高岡選手、紺野選手、OPEN参加の孫崎選手3名がトップ集団、続いて西村選手も食らいつくレース展開。
最終的にはゴール前のスプリントで孫崎選手が抜け出しトップでフィニッシュ!!続いて高岡選手、紺野選手、西村選手となりました。


キッズバイクレース

こちらは今までの緊張感が一気に開放され、見ているだけで和んだレースとなりました。
参加した本人たちは一生懸命にゴールへ向かいます。
ゴールではスタッフ手作りのメダルをかけてもらい、参加した子供だけでなく、会場みんなが笑顔になりました。


表彰式

そして最後はクリテリウムとエンデューロの表彰式。
クリテリウムはOPEN参加の孫崎選手は表彰対象外となるため、高岡選手が見事優勝!!
エンデューロの入賞者はソロ、チームそれぞれ以下となりました。

入賞者にはカップやメダル地元藤沢の特産物が贈られました。
入賞した選手のみなさん、おめでとうございました!
そして参加されたすべての選手のみなさん、お疲れ様でした!!

クリテリウム入賞者

カテゴリ 1位 2位 3位
男子の部 髙岡 亮寛 紺野 元汰 西村 基

エンデューロ入賞者

カテゴリ 1位 2位 3位 4位 5位
ソロ男子の部 紺野 元汰 髙岡 亮寛 西山 琢馬 森榮 晃彦 山本 敦
ソロ女子の部 高橋 瑞恵 Kate Stevenson 堀田 真杉 赤間 美智 半田 智美
2チーム男子 GROVE港北夜連 Pedalist ヤマザキ春のPAN祭 SN@しおかるび pedalist×マジシャン=∞ クラブ・ロードロ(トラックチーム)
2チーム女子 Innocent~水影~ ひとづまといきおくれ - - -
2チーム混合 Innocent~火影~ Innocent ~牛影~ Innocent~風影~ サーキットのカンガルー vita zappei
3チーム男子 ヘクヘク男withわかがし王子 MAME CYCLING TEAM 湘南浪漫★アニオタおじさん Ohka Bicycle Family ゲリラ豪雨
3チーム女子 HMrpm Pedalist 女子 - - -
3チーム混合 Pedalist漢紅前 Pedalist適錬部 GROVE港北_1979 こってりパトロール TRADA COSTIERA  Aチーム
4チーム男子 NAMIBIA PROJECT ロードロ SHONAN AVANZAR ペダルズアップA 湘南浪漫@Aero
4チーム女子 HKYZ - - - -
4チーム混合 呑みレンジャー4 湘南バドガール+ドリンカー Catteni Positivo M企画ーB STRADA COSTIERA ともちゃんと三銃士

エンデューロ特別賞(最速ラップ)

カテゴリ 氏名/チーム名 最速ラップ
ソロ男子の部 髙岡 亮寛 0:06:17
ソロ女子の部 高橋 瑞恵 0:07:38
2チーム混合 Innocent~火影~ 0:06:19



終わりに

今年も大きな事故もなく、無事に大会を終えることができました。

この大会は、地元の遠藤地区および御所見地区など地元の方々の多大なご協力があって開催できる大会です。

これからも地元の方々と共に、ここ藤沢市を盛り上げていきたいと考えております。
そしてこの大会に参加した方々が、藤沢市の魅力を感じてもらえたら幸いです。

最後になりましたが、今回の開催にあたり地元の皆さま、そして大会に関わったすべての関係者の皆さまにこの場を借りてお礼申し上げます。

サイクルチャレンジカップ藤沢が、地元から愛され、選手からも愛される大会へ。


Text kazuya Imamura
photographer Akihiko Harimoto

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