開催日 2013年6月2日(日)
天候 晴れ
最高気温 27度

大会結果

出走者数 完走者数 完走率
571 292 51%

男子入賞者

順位 名前 記録
1位 平澤 賢市 7:15:49
2位 武藤 尚一郎 7:42:26
3位 伊藤 弘一 8:01:56
4位 竹内 健朗 8:04:47
5位 堀内 祐児 8:08:16

女子入賞者

順位 名前 記録
1位 弘中 志保 9:36:03
2位 山ノ内 はるか 9:53:08
3位 武藤 加那子 10:11:22
4位 野間 陽子 10:11:56
5位 畠山 望美 10:19:34

今年で5回目となる「OSJ奥久慈トレイル50K」が常陸太田市、大子町、グリーンふるさと振興機構の皆さんのご協力の元、開催されました。5回目にして参加定員600名を超えるエントリーをいただき、今大会がトレイルランナーに少しずつ広まっているなと嬉しく思います。 運営スタッフは大会の5日前から現地に入りコース設営を進めてきましたが、このタイミングで茨城県は梅雨入り。雨天の設営中、大会当日だけは晴れてほしい!と願い矢印看板を設置しました。そんな思いが太陽に届いたのか大会前日、当日と天候は良好!走るのには少し暑いくらいのおまけがつきました。
今回のコースは袋田温泉をスタートし、竜神大吊橋フィニッシュは昨年と変わりませんが、男体山や籠岩付近を通過するルートを後半にしたため選手は終盤のアップダウンの連続に苦労されたかと思います。完走率は51%とやや低めですが、奥久慈の絶景と地元の方の声援や私設エイドなど心あたたまるおもてなしは楽しんでいただけたのではないでしょうか。完走した方もできなかった方もまた来年のチャレンジをお待ちしております。

6月1日(土)

陸太田市にある竜神大吊橋にて受付などを行いました。出展ブースはパワーブリーズ、さかいやスポーツ、グレゴリー、ナムチェバザール、ホグロフス、スミスオプティクス、サロモンとトレイルランナーにおススメ商品が並び参加者たちは熱心にチェックしている様子。明日の長旅に備えます。
受付け終了後は前夜祭パーテー&競技説明が始まり、今回はトレラン大会では初?のエイドステーションの紹介をしました。各エリアのエイドステーションでおもてなしいただく地元の方々にお越しいただき「明日、お待ちしております!」というお言葉に参加者からは「待っててね!」といった空気が会場内を包み込みました。


6月2日(日)

AM4:30。スタート会場の袋田温泉に選手たちが続々と集まります。装備チェック、開会式が終わり5:30にレーススタート!制限時間14時間の長い一日が始まりました。
先頭は昨年優勝者の平澤賢一選手。さすが優勝者、スタートからハイペースです。第一関門までは月居山、白木山、高崎山と登りが続きます。


第一関門〜第二関門

第二関門までの約20kmは林道と舗装路がメイン。ここで少しでも歩かずに進むのがポイント。この林道で走らないと完走が遠のいてしまいます。途中、東金砂山神社で完走祈願を願う選手も。気持ちを切り替えて再び走り出します。が、この神社の下りの階段は急でしかも幅が狭いので慎重に!第二関門の手前、赤岩エイドでは自作の看板を掲げ、選手を歓迎してくださいました。日本のおもてなしここにあり!


第二関門〜第三関門

第二関門、ゴール地点の竜神大吊り橋まであと少しというところで、どこからともなく太鼓が聞こえてきます。関門では常陸太田市のみなさんによる和太鼓が選手を激励しました。選手はその後、竜神大吊り橋を渡りゴール地点を後にします。これでゴールならどんなに楽かと思われた方も多いはず。でもここから奥久慈レースの楽しいコースがたくさん待っています!第三関門まではだらだらと舗装路を登り持方地区に到着です。
そして、多くの選手が第二関門を突破している中、トップの平澤賢一選手がゴールへ戻ってきました!


第三関門〜第四関門

レースもいよいよ後半に。ここで問題になってくるのが制限時間!残り15kmとなりますがレース最高地点の男体山アタックが待っています。予備関門も含め何人もの選手がここで惜しくもタイムアウトとなりました。男体山からの奥久慈の絶景を次回はぜひ見てください!
男体山を下りに下りきって最終関門に到着。


第四関門〜フィニッシュ

第四関門の湯沢峡では毎年ボランティアいただいているお母さんたちから自家製の漬物と羊羹が振る舞われました。この羊羹を楽しみに出場するリピーターランナーもいるとかいないとか。最終エイドでしっかり補給をして最後の7kmに挑みます。ここからのトレイルは苔むす岩岩を登ったり沢を渡ったりとアドベンチャーなコースが選手をお出迎え。沢の透き通った水がとてもきれいでまるでパワースポット。パワー充電完了したところでいよいよフィニッシュです! 竜神大吊り橋を渡りフィニッシュゲートをくぐる選手たちは本当に清々しく達成感に満ちた表情でした。
奥久慈50Kという大会名ですが距離は60km。選手のみなさん本当にお疲れ様でした。そして、大会を支えてくれたボランティア、地元の皆様にも感謝します。今年の大会あっという間に終わってしまいました。来年も楽しい大会にしますので待っててくださいね!


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