天空のトレイルを駆け巡るトレイルレース「OSJおんたけスカイレース」は国内でも数少ない標高3,000m以上の頂上を目指すレースです。中央アルプスの山々を背景に御嶽山のお鉢めぐりのコース上では、夏の高山植物や透き通った雲上の湖を眺められます。標高差が激しいレースを走破するためにはウエアリングや携行品の準備などが重要となります。
2,000m以上の標高差
スタートは標高890mの位置にある王滝村小中学校から日本百名山である御嶽山山頂3,036mまで駆け登り、お鉢めぐり後はゴールまで一気に下るスカイレースならではのコースレイアウトです。8月下旬でも山頂では涼しい風が吹き、真夏のトレイルランニングを楽しむことができます。
御嶽山のお鉢巡り
御嶽神社奥社を過ぎるとここから先はお鉢巡りが始まります。外輪山のルートは険しい岩場のアップダウンの繰り返しとなり慎重に進まなくてはいけません。ガスがかかったり強風が吹くなど天候の変化が激しいのも特徴です。しかし御嶽山には五つの火口湖が存在し澄んだ湖畔には記念碑や社が建てられていたり、高山植物も見ることができ変化に富んだ景色を眺めることができます。
おんたけ2040ゲレンデを激走
コース上には御嶽山の裾野にあるおんたけ2040スキー場のゲレンデを通過します。激しい登りと復路の下りが選手を待ち受けています。夏のゲレンデは草で覆われフカフカな足元ですが下りでのスピードの出し過ぎには要注意。