OSJ TRAIL RUNNING RACE SERIES 2016

トレイルランニングという言葉が日本に広がっていないことから開催してるこのトレイルレース。始めた当時の国内での代表的なトレランレースというと「日本山岳耐久レース(ハセツネ)」「北丹沢山岳耐久レース」等で、トレイルランニングというレース名は存在しておらず、どの大会も山岳レースと称していました。この大会も「クロスマウンテンマラソン」と命名して開催いたしました。

マラソンランナーが初めてのトレイルレースとして参加しやすいようにと、3年前に「王滝ダートマラソン」とレース名を変更。42kmと20kmと2種目開催は変わりませんが、42kmでのエイドステーションを3カ所から8カ所に、20kmは2カ所を4ヵ所と増やし、携行する水分を減らすことにより、より走りやすいスタイルが可能になりました。その効果もあり、今ではマラソンランナーのトレイルランへの登竜門という位置づけで、多くのランナーが参加していただけるようになりました。

もう一つの特徴が、前日の「クロスマウンテンバイク」と「王滝ダートマラソン」の合計タイムで競う「キング&クィーン・オブ・王滝」です。始めた当初はダブルエントリーの対象者はそれほど多くなかったのですが、サイクリストがランナーに、ランナーがサイクリストにと、日頃から多種目を楽しむアスリートが増えたのか、「キング&クィーン・オブ・王滝」の対象者がここ数年で一気に増えたように思います。

スタート前


今年のレースは、マラソンランナーの参加が多くなったことで、高速化が進み、優勝者・古賀選手のタイムは3時間を切り2時間59分41秒と素晴らしいタイムでした。2位〜4位の選手も3時間15分以内とレベルが高くなっていることが伺えます。女子の優勝は岸野選手でタイムは3時間52分58秒でした。

レース中


そしてクロスマウンテンバイク42kmと王滝ダートマラソン20kmの合計を競う「キング&クィーン・オブ・王滝ショート」の男子優勝は寺島選手。クロスマウンテンバイク100km(or120km)王滝ダートマラソン42kmの合計タイムを競う「キング&クィーン・オブ・王滝ロング」の男子優勝は車選手が獲得しました。

フィニッシュシーン


表彰式


MTB、そしてトレイルランの2つのアウトドアスポーツを楽しめる9月の「セルフディスカバリーアドベンチャーシリーズ」。来年もたくさんのランナー、そしてマウンテンバイカーのみなさんが王滝村にお越しになることを、楽しみにしています!!!

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