OSJ TRAIL RUNNING RACE SERIES 2017

東北福島の名峰安達太良山を舞台としたミドルレース。
大会開催前日の9月9日(土)には、10K開催と50Kの競技説明会。
大会当日の10日(日)には、50Kと同時にエキデンも催された。

両日ともに、雨の心配は全くなく、清々しいほどの快晴。
好天に恵まれた安達太良山の2日間だった。

出走者数は50K 318人 。

 

今年のコース。
じつは第1回開催(2010年)のコースとほぼ同コースだ。
国立公園の特別保護地区/第1種特別地域とあって、
歩行区間を設けた上での開催が実現した。

岩場、ガレ場、倒木、鎖場、渡渉など、
テクニカルなパートが目立つが、
そのフィールドからの、
雄大な展望は日本屈指のマウンテンビューだ。

いわゆる爆裂口と言われる沼ノ平。
安達太良山から見上げるコバルトブルーの空。東北の連なる山麓。
胎内岩。湯の花と見どころは盛りだくさん。


あだたら高原スキー場がスタート/フィニッシュ。
銚子ヶ滝(約11km)をエイドステーションに設定し、
関門は沼尻登山口(約20km)、横向登山口(約29km)、
塩沢温泉スキー場(約42km)と3つの関門を設けた。


スタートは朝6時。
朝は曇りがちで、少し肌寒かったが、
日中は夏のような陽気で、気温は20度を優に超えた。

厳しい日差しの中、時折、秋風が吹く、安達太良山連峰。

18時過ぎには、夜空に星が瞬き、
ゲレンデに灯されたイルミネーションは煌めく。

夜だからこそ、見えた景色。
山中の中に輝くヘッドライトの明かり。

制限時間は12時間。各関門時間をパスしながら、
テクニカルなトレイルを突き進む。
果敢にも、フィニッシュゲートへと急ぐ選手たち。


トップは 黒河輝信選手(8:05:59)。
完走者数は148人(完走率46.5%)。

大会開催している最中、好天であったため、
胎内岩をのぼるクライマー、ランナーを応援するハイカーが見受けられた。
安達太良山麓を山好きの人々が愛で、楽しむ。
そんな一面をも垣間見れた本大会であった。



50K男子 リザルト

順位 No. 氏名 都道府県 総合記録

1

2

3

4

5

21
4
22
257
127
黒河 輝信
丹羽 望
竹内 健朗
比嘉 邦浩
小松 照
愛知県
東京都
福島県
東京都
山形県
8:05:59
8:33:02
8:47:08
8:58:20
9:01:25

50K女子 リザルト

順位 No. 氏名 都道府県 総合記録

1

2

3

4

5

521
566
547
531
555
今野 祥子
八木 景子
竹重 仁子
大松 知恵
馬場 美加
茨城県
茨城県
栃木県
東京都
東京都
10:50:41
10:57:38
11:09:30
11:20:47
11:25:43

エキデン リザルト

順位 No. チーム名 総合記録

1
2
3
4
5
6
7
8
DNF

9
1
4
3
6
5
8
7
2
OKURA
梅澤塾
KGWV
フランクミウラ
矢野塾
チームH
フランクカエル
福田塾
ぽこあぽこ
7:29:53
7:51:08
8:46:14
8:52:28
9:24:22
9:55:07
10:59:34
13:51:38

イベント事業部 奥山賢治
Photo by R.Yamamoto


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