東北福島の名峰安達太良山を舞台としたミドルレース。
大会開催前日の9月9日(土)には、10K開催と50Kの競技説明会。
大会当日の10日(日)には、50Kと同時にエキデンも催された。
両日ともに、雨の心配は全くなく、清々しいほどの快晴。
好天に恵まれた安達太良山の2日間だった。
出走者数は50K 318人 。
今年のコース。
じつは第1回開催(2010年)のコースとほぼ同コースだ。
国立公園の特別保護地区/第1種特別地域とあって、
歩行区間を設けた上での開催が実現した。
岩場、ガレ場、倒木、鎖場、渡渉など、
テクニカルなパートが目立つが、
そのフィールドからの、
雄大な展望は日本屈指のマウンテンビューだ。
いわゆる爆裂口と言われる沼ノ平。
安達太良山から見上げるコバルトブルーの空。東北の連なる山麓。
胎内岩。湯の花と見どころは盛りだくさん。
あだたら高原スキー場がスタート/フィニッシュ。
銚子ヶ滝(約11km)をエイドステーションに設定し、
関門は沼尻登山口(約20km)、横向登山口(約29km)、
塩沢温泉スキー場(約42km)と3つの関門を設けた。
スタートは朝6時。
朝は曇りがちで、少し肌寒かったが、
日中は夏のような陽気で、気温は20度を優に超えた。
厳しい日差しの中、時折、秋風が吹く、安達太良山連峰。
18時過ぎには、夜空に星が瞬き、
ゲレンデに灯されたイルミネーションは煌めく。
夜だからこそ、見えた景色。
山中の中に輝くヘッドライトの明かり。
制限時間は12時間。各関門時間をパスしながら、
テクニカルなトレイルを突き進む。
果敢にも、フィニッシュゲートへと急ぐ選手たち。
トップは 黒河輝信選手(8:05:59)。
完走者数は148人(完走率46.5%)。
大会開催している最中、好天であったため、
胎内岩をのぼるクライマー、ランナーを応援するハイカーが見受けられた。
安達太良山麓を山好きの人々が愛で、楽しむ。
そんな一面をも垣間見れた本大会であった。
前夜祭・競技説明会
レース
表彰式
50K男子 リザルト
順位 | No. | 氏名 | 都道府県 | 総合記録 |
1 2 3 4 5 |
21 4 22 257 127 |
黒河 輝信 丹羽 望 竹内 健朗 比嘉 邦浩 小松 照 |
愛知県 東京都 福島県 東京都 山形県 |
8:05:59 8:33:02 8:47:08 8:58:20 9:01:25 |
50K女子 リザルト
順位 | No. | 氏名 | 都道府県 | 総合記録 |
1 2 3 4 5 |
521 566 547 531 555 |
今野 祥子 八木 景子 竹重 仁子 大松 知恵 馬場 美加 |
茨城県 茨城県 栃木県 東京都 東京都 |
10:50:41 10:57:38 11:09:30 11:20:47 11:25:43 |
エキデン リザルト
順位 | No. | チーム名 | 総合記録 |
1 |
9 1 4 3 6 5 8 7 2 |
OKURA 梅澤塾 KGWV フランクミウラ 矢野塾 チームH フランクカエル 福田塾 ぽこあぽこ |
7:29:53 7:51:08 8:46:14 8:52:28 9:24:22 9:55:07 10:59:34 13:51:38 |
イベント事業部 奥山賢治
Photo by R.Yamamoto