SELF-DISCAVERY ADVENTURE SERIES 2015

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 今年のヒルクライム in 王滝村(旧名:ヒルクライム in おんたけ)は悪天候のため、中止という結果になりました。楽しみにしていた参加者のみなさま、大変申し訳ありませんでした。来年のご参加を心よりお待ちしています。

 レース当日のAM4:30、フィニッシュへのコースコーンを並べにフィニッシュ地点の田の原へ。前日、朝方は曇りで次第に雨になる天気予報だったので、標高の高い田の原では雨を覚悟していましたが、朝焼けが素晴らしく、中央アルプスが雲上に広がり、御嶽山の全容もクッキリと拝むことが出来る絶好のコンディションでした。本部へフィニッシュの天候を伝えると、スタート地点ではパラパラと雨がチラついてきたとのこと。フィニッシュが好天なので、開催は大丈夫だろうと選手先導を行うため田の原からスタート地点へ。雲上の中央アルプスを見ながら下って行くと、次第に雨が降り始め、スタート10km地点の看板付近では本格的な雨になりました。頂上スタッフに連絡すると、フィニッシュ地点の天候はまだ崩れていませんでした。コース中盤から雨が収まっているのであれば問題ないか、それとも選手のフィニッシュ地点からの下りを考えると厳しいかな、など思いを巡らせていたら、天空からゴロゴロと嫌な音が。雷です。気象庁に電話すると木曽地域は雷注意報になり、今後警報に変わる確率が高いとのこと。王滝村役場スタッフと協議した結果、開催中止を判断しました。前日の天気予報を分析して、開催可否を判断し選手に伝えられたら、わざわざ中止する会場にお越しいただくことがなかったかもしれません。

 日本各地で火山活動が活発になり、そのおかげでヒルクライムレースが中止になったところもありますが、多くの犠牲者が出てしまった御嶽山で、あえて開催させていただくことになった「ヒルクライム in 王滝村」。王滝村を愛するサイクリストが、この日たくさん集まって来てくれて本当に嬉しかったです。けれど悪天候のために中止という結果。悔しいです。今回は本当に申し訳ありませんでした。これからも王滝村へご来村いただけますよう、宜しくお願いいたします。


ヒルクライム in 王滝村大会実行委員長 滝川次郎
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