SDA過去最高人数のエントリー数
セルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝シリーズ、クロスマウンテンバイク【5月】が開催された。部門は100km/42km/20km/SS(シングルスピード)100km。
エントリー数は昨対1.2倍の約1600名と、過去最高の人数。とりわけ、100km部門には約900名にも達した。
レース当日を控えたプレイベントを満喫
レース前日。松原スポーツ公園内のドームには協賛各社がブースを出展。新車の試乗会場や飲食店なども設けられ、前日受付に済ませた選手たちで賑わった。
プロライダーがアテンドするファンツーリングも終始和気あいあいと行われた。
また、王滝村の瀬戸村長の乾杯に始まった、ウェルカムパーティーと競技説明会にも多くの参加者が詰めかけ、レース前日は大いに盛り上がった。
灼熱の中、繰り広げられたレース
レース当日は最高気温30度超えが予想された早朝。
100km(松原スポーツ公園)、42km(滝越)、20km(国民の森)の順に、朝6時からレースの幕が切って落とされた。出走者数は次のとおり。
100km | 811名 |
シングルスピード100km | 27名 |
42km | 502名 |
20km | 92名 |
ゆっくりと展開されたパレード走行では、タイヤの音が早朝の王滝村に響き渡った。
リアルスタートとなる木曽林道に突入してからは、気温は徐々に上昇。
日中は炎天下のもと、御嶽山を望めるトレイルフィールドを舞台に、王滝村が誇るとトレイルを、選手各々が存分に満喫したことだろう。
ちなみに、毎年2、3名いる骨折者は、幸いにも、開催以来初の0人だった。
ベテラン勢が食い込んだリザルト
昨年100kmチャンピオンの池田祐樹選手が、発熱によりDNFしたのが番狂わせだったものの、若手のバイカーが表彰台に上がる中、ベテランの松本駿選手は3位にまで上りつめた。
シングルスピード100kmを制したクラウス・ケビン選手も、20km部の吉田健太郎選手も、40代半ば。
ベテランバイカーが、依然として現役であることを証明したレース結果とでも言えよう。
100km部の優勝 | 宮津旭選手 |
シングルスピード100km部の優勝 | クラウス・ケビン選手 |
42km部の優勝 | 坂口明選手 |
20km部の優勝 | 吉田健太郎選手 |