「スノーフィールドチャレンジレース・イン・白馬」
開催リポート!

 今年4回目を迎える「スノーフィールドチャレンジレース・イン・白馬」。天候はレース前日の晴天から打って変わり、朝から小雨が降りしきり気温0℃と底冷えするコンディション。かえってこのコンディションが功を奏し雪面がしまりMTB種目にはうってっつけとなる。参加者たちが最終エントリーを終え、スタートを待つころには雪に変わっていた。午前8時、個人エントリー29名、チームエントリー6チーム(3名1チーム)計47人が一面真っ白なスノーフィールドへ一斉にスタートした。コースとなるスノーハープは長野五輪ノルディック・クロスカントリースキーの会場となった本格的なゲレンデで、選手たちは普段走ることのない圧雪されたコースを思いっきり走り回った。

レース前

   
   


第1種目 MTB

 最初の種目MTBは1周5キロのコースを2周回する10キロのコースで、先頭の選手たちは1周20分を切る好タイムで再びコースに走り出した。2周目は少し路面が緩んできたものの各選手たちはまずまずのハンドルさばきで第1種目を無事クリアした。

第2種目 クロスカントリースキー

 第2種目クロスカントリースキーも1周5キロのコースを2周回する10キロのコース。この種目は経験の差が大きくものをいう結果となり、第1種目のMTBでは高順位の選手たちもクロスカントリーでは手を焼いて順位を落とす選手もチラホラと。このレースのために買ったばかりのスキーを下ろした選手たちは、思い通りにならないもどかしさのままコースに入り、上りでは立ち往生、下りでは曲がりきれずに転倒を繰り返しながらも楽しそうに大声をあげてゴールを目指した。一方クロカンを得意とする選手は水を得た魚のようにゲレンデを自在に走り回り、ノルディックの醍醐味を存分に楽しんでいた。


第3種目 スノーシュー

 最終種目となるスノーシューは圧雪されていない未整備の5キロのコースを1周。スノーシューとは雪上を闊歩するのに適した長さが50〜60cmのユニークなシューズで、自然のままのコースを雪煙を舞い上げて力強くフィニッシュラインまで走り去った。トップ選手がフィニッシュしてから約3時間半、最後の選手も満面に笑みをたたえて無事ゴールした。

 
 

表彰式


番外編


 毎年このレースに参加するアスリートのため、前日から入念に圧雪車でコース整備をしていただき、開催場所「スノーハープ」のご担当者様には大変感謝しております。来年は地元・白馬村や近隣市町村からも参加者を迎えられるよう知名度を上げて大会を盛り上げていきたいと思います。


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