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コースの見どころ


100kmは猪苗代町総合体育館「カメリーナ」がスタートです。
スタートから2kmは全面交通規制を行いますので、道路はランナー専用です。
長瀬川にかかる猪苗代大橋を渡りすぐに左折すると、長い直線の農道になります。
左手に磐梯山を望み、コース両側には田植えを終えたばかりの田んぼが広がっています。
この田園風景は日本の原風景、景色の良さにスピードを上げ過ぎないよう要注意ですね。

第1エイドの先の集落を過ぎると最初の上りになります。
さあここから少し気合いを入れていきましょう!
上りきってトンネルを過ぎると「磐梯吾妻レークライン」へ合流。
レークラインとこの先のゴールドラインは観光有料道路でしたが、東日本大震災からの復興のため2013年に無料化されました。
左下には秋元湖、遠くには磐梯山。さすが元有料道路、ここからビュースポットの連続となります。景色の良さに目が奪われますよ。

22km地点の第2エイド「中津川レストハウス」を過ぎると、すぐに景勝地中津川渓谷にかかる中津川橋を渡ります。
ぜひここからは下を覗いてみてください。足がすくむこと間違いなし(笑)
レークラインの最高点の先に待ってるのは「三湖パラダイス」。
ここから秋元湖、小野川湖、檜原湖の3つの湖が見えることが名称の由来です。

30km地点で国道に合流すると、いよいよ裏磐梯エリアです。
裏磐梯は国内有数のリゾート地。リゾート気分を味わいながらのリゾラン、もう最高です。
曽原湖畔を通過し、65kmのスタートとなる国民休暇村裏磐梯旧館に到着します。
ここから100kmと65kmの選手が一緒に走ることになります。

桧原湖沿いを走って観光施設が並ぶエリアを通過すると、その先にはコース最大の上り、裏磐梯ゴールドラインが待っています。
ここは5kmで約300m上ります。勾配がきついので歩きを入れるなど無理せずに。道路幅が狭いので左端を一列で走行(歩行)してください。
磐梯山北面の爆裂火口を見ながら上っていくと、ゴールドライン最高点(1,194m)で磐梯山のメインの登山口である八方台です。
ここからは長い下り。眼下に猪苗代湖を望みながらのダウンヒルは快適でしょう。
順調に高度を下げていくと45kmのスタート地点となるアルツ磐梯が見えてきます。100kmの選手はここでドロップバッグを使えます。
アルツからは3部門の選手が一緒に進みます。

七ツ森のペンション村を通過し、幹線道路を経て線路を渡って南ヶ丘牧場入口を過ぎると、天鏡閣エイド手前まで未舗装の林道となります。ここはとてもいい雰囲気ですよ。
天鏡閣は有栖川宮威仁親王殿下の別邸として明治40年代に建築された国の重要文化財。この洋館の美しさには息をのむでしょう。
この敷地の中にエイドがあります。敷地内は歩行区間です。

天鏡閣を出てすぐに国道49号に合流します。国道への下り坂は、磐梯山と猪苗代湖が一望できるビュースポット。晴れますように!
幹線国道の歩道は精神的にきついパート。ここを凌いで野口英世記念館前を通過し、世界のビール館前の地下道をくぐって横断すると猪苗代湖畔のサイクリングロードです。
左に表磐梯山を望みながら猪苗代湖からの涼風の中を走れる贅沢な区間ですね。

そして次はヨークベニマルエイド。この関門を通過できれば完走はぐっと近づきますよ。
猪苗代町の街なかを縦断し、最後の上りが始まります。

猪苗代スキー場前を通過すると、ラスボス、最後の上りとなります。
最終エイドとなる昭和の森公園は午後5時で入口、出口とも閉門となり、ランナーのみが通過できます。応援の方は気を付けましょう。
エイドを出てしばらく行くとこのパートの最高点となる磐梯山の翁島登山口。ここからは一気に下ります。
途中磐梯山牧場を横断します。もしかしたら牛さんが応援してくれるかも?
下りきって幹線道路の信号を通過すればいよいよファイナル!
田んぼの中のフラットな道路はビクトリーロード。ラストは頑張った自分を褒めながらゴールを目指しましょう。

100kmはコースのおよそ3分の2が国立公園区域となります。
景色の良さは間違いなく国内有数です。
変化に飛んだこの素晴らしい景観をぜひ体感してください。