大会名 | OSJおんたけウルトラトレイル100km |
開催日 | 7月14日(土)〜15(日) 雨のち曇り(最高気温31℃・最低気温22℃) |
参加者数 |
●100マイル:53名 [完走者数38名/完走率71.69%] ●100km:910名 [完走者数738名/完走率81.09%] |
総合上位入賞者
100マイル | |||
男子 | 1位 | 鏑木 毅 | 14:44:06 |
2位 | 井原 知一 | 17:06:31 | |
3位 | 谷北 勇二 | 18:09:31 | |
4位 | 藤井 誠 | 18:51:45 | |
5位 | 安藤 正直 | 18:56:06 | |
女子 | 1位 | 後藤 紘子 | 23:17:26 |
2位 | 松下 徳子 | 23:35:00 |
100km | |||
男子 | 1位 | 原 良和 | 7:51:49 |
2位 | 平澤 賢市 | 7:52:45 | |
3位 | 千代森 祐司 | 8:39:21 | |
4位 | 渡邉 鉄王 | 8:49:16 | |
5位 | 島田 哲 | 8:55:27 | |
女子 | 1位 | 小川 比登美 | 11:20:46 |
2位 | 天田 こずえ | 11:37:26 | |
3位 | 福田 由香理 | 11:40:11 | |
4位 | 若木 くるみ | 12:10:27 | |
5位 | 雨宮 有子 | 12:21:43 |
今年で5回目を迎えるOSJおんたけウルトラトレイル100km。UTMFに隠れておりますが日本では初の100マイル(160km)レースも昨年から続き2回目の開催となりました。近年のトレイルランニングの人気と御嶽の魅力に憑りつかれた参加者は過去最大の100キロ・100マイル合わせて963名。霊峰木曽御嶽山の麓、長野県王滝村の国有林内に広がる林道を舞台に、20時間(24時間)の感動の旅がスタートしました。
受付会場
今年はレース前1週間の大雨による土砂崩れの影響で前半の鈴が沢から入るトレイルが使用不可となり、トレイルランナーには過酷ではありましたが役場から国民の森の入口まで約10キロのロードからのスタートになりました。 午前0時にスタートする100kmに先立ってスタートする100マイルの制限時間は24時間。ほぼ日が暮れて暗くなった午後8時、プロトレイルランアーの鏑木選手含む58名の精鋭トレイルランナーが100マイルの長い旅にスタートを切り、長い1日が始まりました。100マイルのコースは100kmのコースに1周20kmの周回ルートを3ヶ所通過して60kmをプラスする設定。4時間後の午前0時、100マイルと同様に御嶽神社滝宮司の安全祈願のお払いを受けた後100kmがスタート!トレイルランナーがフィニッシュを目指しヘッドライトの光の道が夜の道へと走り出しました。夜が明けて明るくなる午前5時まではライトを点灯しての夜間走行。例年であれば朝の陽ざしとともに夏の太陽が選手を苦しめるところだったのですが、今年はスタートからの雨が降ったりやんだりの天候で暑さよりも天候に対する防寒対策に苦しむ選手が多く見らえました。
100マイル/100km
100kmは、レース序盤から原選手と前年OSJシリーズチャンピオンの平澤選手との近攻状態から50キロ過ぎでチャンピオンの平澤選手が先行し逃げ切るかと思われたところに最終95キロ地点で原選手が平澤選手を交わしてそのままゴールしました。100キロの戦いの中で二人の差はわずか1分。白熱した2人の戦いは3位と50分以上差をつける7時間50分台の好記録となりました。女子は小川比登美選手が2位と17分差をつけ圧巻の走りで優勝を遂げました。100マイルレースはスタートからプロトレイルランナーの鏑木選手が先行逃げ切りで、スタッフも予想をしていなかったタイムで各関門を通過していき、100キロの上位選手(10時間台の選手)のゴールを迎える中、14時間44分06秒という前人未到の記録でゴールしました。女子は前回大会100キロで4位の松下選手と5位の後藤選手の2名がエントリーし、優勝は23時間17分26秒で後藤選手、2位の松下選手も23時間35分00秒で無事2人とも制限時間内に完走ができました。100マイルは最終的に38人名が完走し、完走率は71%でした。実際ハードな100マイルレースでしたが、まずは出走した全ての選手の勇気に敬意を表し、完走した選手を心から祝福いたします。
フィニッシュ/表彰式
今年も参加者ひとり一人に感動のドラマが生まれたOSJおんたけウルトラトレイル100km。ご参加者、王滝村の皆様、ご協賛各社、関係各所に深く感謝をいたします。次回シリーズ戦は8月末のOSJおんたけスカイレースです。それではまた王滝村でお会いしましょう!