OSJ TRAIL RUNNING RACE SERIES 2016

OSJトレイルランニングレースシリーズの中でも難関コースで知られる奥久慈トレイルレース。その難解コースに今年も全国から約1,000名の選手がチャレンジ。今年は2016 IAUトレイル世界選手権の代表選考指定大会に位置付けられています。

レース前日

レース前日は、大子町の文化福祉会館「まいん」にて受付。各協賛社のブース出展もあり、大会を盛り上げてくれます。競技説明後、前夜祭が行われ、ステージでは地元のYOSAKOIチーム「常陸國大子連」による迫力ある踊りが披露され、飲食ブースでは地元の特産物も振る舞われ、レースだけでなくこの前夜祭の楽しさも奥久慈トレイルの醍醐味でしょうか。

レース当日

レース当日は晴天にも恵まれ、白熱したレースが期待されます。
今年はスタート直後の渋滞緩和のため、少しコースを変更し、より快適に走れるようコース設定。レース前には水分とライトの装備チェックを行い、スタートを待ちます。コースは袋田の滝から竜神大吊橋、東金砂神社と見どころ満載で、トレイルは小刻みなアップダウンがこれでもかと繰り返されるテクニカルなコース。中でも地元の人も恐れる男体山から大円地越は「エグい」コースで選手を苦しめます。コースの途中には沢を進むアドベンチャー要素もあり、これぞトレイルランニングといっても過言ではないでしょうか。
今回、50Kの部は588名、30Kの部は278名が出走。レースは50Kの部では、吉原選手と牛田選手が抜きつ抜かれつのレース展開となり、最後は吉原選手が逃げ切りゴール!また女子は北島選手が2位と40分以上引き離し貫録のゴール!
30Kの部では1位と2位の差が約1分と接戦の中、梅澤選手が終始トップを守り切りそのままゴール!!また女子は須藤選手が2位の高畑選手を少しずつ引き離しゴール!大会の名物となった地元のみなさんの応援私設エイドも各所にたくさん見受けられ、選手を歓迎していました。今年も50Kの完走率が53%と低く、改めて難解コースと選手に知らしめた。
また来年も難解コースに挑む選手たちを待ちうけるこの奥久慈トレイルは静かに幕を閉じました。



大会結果

  50Kの部 30Kの部
出走者 588名 出走者278名
完走者 完走者309名 完走者266名
完走率 53% 96%

50Kの部入賞者

順位 男子 女子
1 吉原 稔 北島 良子
2 牛田 美樹 野間 陽子
3 沓掛 健一 齋藤 美紀


30Kの部入賞者

順位 男子 女子
1 梅澤 孟 須藤 吉仕子
2 町田 知宏 高畑 百合
3 中村 大輔 細野 真由


大会前日


スタート


持方(50K第1・4関門/30K第2関門)


湯沢峡(エイドステーション)


赤岩地区(エイドステーション)


竜神大吊橋(50K第2関門/30Kスタート)


砂防地区(エイドステーション)


私設エイド


東金砂神社前(エイドステーション)


釜の平釜の平(50K第3関門/30K第1関門)


表彰式


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