ラフウォータースイム・イン・小浜島 レポート第2弾!

5月12日(水) 晴天 最高気温29℃
 今回、ラフウォータースイムシリーズで初めて2日間にわたっての大会だ。1日目は初めて取り入れた団体泳。2日目は個人・リレー種目、そしてお決まりの大アワードパーティーと続く。ということで従来の大会の1日早い現地入りとなった。小浜島に視察や打ち合わせで訪れたのは昨年から数えこれまでに3回だが、開催会場となるはいむるぶしのスタッフの方々とはすっかり意気投合していた。はいむるぶしの主要メンバーは、営業部長の佐俣さん、営業支配人の豊口さん、レクリェーション課の木下さん、マリン部門を担当する「ぷしぃぬしま」の浅井さんと安谷屋(あだにあ)社長、そして陰で支えるはいむるぶしの石井社長である。もちろん、その他はいむるぶしスタッフも全て今大会の協力者で、大会運営にとっては本当に大きな支えだ。
 この日の午後小浜島入りし、早速机上での作戦会議。海上監視、救助体制の確認を中心に進行スケジュールを詰めていく。今までの大会と照らし合わせ見習うべく点をチェックし、小浜島の特色を融合させ小浜島らしい大会に仕上げていこうと気合をいれ、初日は過ぎていった。
5月13日(木) 晴天 最高気温30℃
 6:00起床。小浜島を訪れた時の日課となった散歩プラス軽いジョギング。シュガーロード、小浜島集落を通り、お気に入りの細崎(くまざき)という小さな漁港を折り返して帰ってくる約10kmのコース。リフレッシュされたからだには、おまちかねはいむるぶしの朝食で栄養を蓄える。
 今日はまず初めに個人、リレー種目の距離測定とブイ打ちを行う。距離の正解さにこだわりを持つパワースポーツとしては、お手製の計測道具「カジキ用釣り糸」が大活躍。(計測方法は今度お教えします。)ブイ打ちはマリンスタッフ総出で、100m毎ほぼストレートに打たれていく。そして、テントやスタート・ゴールゲートの設置、その横にはお馴染みのパワーバーのぼりが埋め込まれこれで準備万端である。夕方からは選手用配布物の袋詰め。ゼッケン別にスイムキャップを分け、Tシャツサイズを照らし合わせながら詰め込む作業は夜遅くまで続いた。
5月14日(金) くもり時々雨のち晴れ 最高気温28℃
 6:00起床。日課のジョギングと朝食を早々に済ませ、団体泳の準備に取り掛かる。パワースポーツでは、このラフウォータースイムシリーズのほかに3名1チームのアドベンチャーレースを運営しており、それをヒントに3名1チームの団体泳を思いついたのだが、すでに国内では同じようなレースが行われていたのを昨年知った。早速、初島から熱海に横断する約10kmの団体泳を視察しに行ったのだが、「これは面白い!」。八重山のエメラルドグリーンに輝く大海原を、3名1チームで泳ぎ抜くシーンを思い浮かべ、必ず実現させると熱海の漁港で心に誓った。八重山の海では、島と島を結ぶ航路が縦横無尽に設定されているため、10kmのコース設定が一苦労だった。どうしても難しいとあきらめかけていたとき、八重山の航空写真をぼんやりと眺めていたら白く輝く島らしきものあった。干潮の時にしか浮かび上がらない「小バラス島」輝きの島である。海図で距離を測ったら9.3km。幸い航路も重ならず、これはいけると即決した。ただし北風が吹くと海が荒れこのコースは取れなくなるため、代案として島影でのコース取りも考え、当日を迎えたのである。
 この日の海の状態はというと、ベストコンディション!小バラス島からはいむるぶしまで泳がせたいというスタッフ全員の気持ちが伝わった。さあ、いよいよ参加選手の来島である。団体泳の参加チームは10チーム。12:00からのスイム会場での選手登録にぞくぞくと選手が到着。澄んだ空と青い海を前にした選手たちは、今にも海に飛び込みたい気持ちを抑えているようだった。1チームにカヤックが1艇伴走する。選手登録のあと、伴走するカヤッカーの抽選会が行われた。カヤッカ−は全員八重山からボランティアで集合し、そのカッヤカーも担当チームが決まったらチームの一員として溶け込んでいった。各チーム搬送艇にてスタート地点の小バラス島へ移動していく。海をすべり行く搬送艇で選手たちは気勢をあげ、気分は最高潮に。ひざ下まで水位が上がった小バラス島で開会式。はいむるぶしの石田社長がわざわざスターターを行うため、ずぶぬれになって小バラス島に降り立った時、選手から大声援が送られた。選手の補給食をカヤックに乗せ変え、カヤックの位置取りや補給方法など、最後の作戦会議を終えた各チームはスタートを待つ。13:30、石田社長のスタートフォントに促され各チームは一斉に八重山の大海原へ放たれていった。
優勝を目指すチーム、完泳を目指すチーム、何にも考えてないチームなど、それぞれ考えはいろいろだが、共通するのは海が好き。そして自然を大切にする人たちがここ小浜島に集まってきたようだ。団体泳のレースの模様は第2弾フォトギャラリーでどうぞ!
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