ラフウォータースイム・イン・小浜島 レポート第3弾!

5月14日(金) 午後
 団体泳トップチームがフィニッシュ地点のはいむるぶしビーチに上陸する頃、明日の個人・リレー種目に参加する選手が着始める。16:00よりコース説明、選手登録が行われる為だ。団体泳のチームがフィニッシュするごとに歓声がおくられ、早速来年の団体泳エントリーを検討し始めている選手もいたようだ。そして10チーム目の「堂島電泳公司チーム」が最終フィニッシュを迎えた後、コース説明が行われた。
 「久しぶり!」「元気だった?」「一段と綺麗になったね。」「ちょっと太ったんじゃない?」など軽口をたたきながら、コース説明後みんなと談笑。参加者と運営スタッフという関係が、これまで一緒に大会を作って盛り上げてきた同志という間柄。包み隠さず笑顔がこぼれていく。
主要スタッフによる最終打ち合わせ後、1日目が無事終了した安心感で眠気に襲われる。明日に備えて早く寝よう。

5月15日(土) 晴天 最高気温 31℃
 朝6:30会場設営開始。続いてコースブイ配列の微調整、会場監視や救助船配置の最終確認、お馴染みエイドステーション船への補給物の詰め込や音響準備など。よし、これでOK!あとは参加選手を迎えるばかり。7:30から選手最終登録開始。レース前というのに緊張感はなく、参加選手はみんな笑顔で和気あいあいとやってくる。相変わらず選手登録にパワースポーツスタッフはもたつくのだが、文句を言う人はいない。かえって腕へのナンバリングを手伝ってくれたり、大きな声を出して選手の誘導をしてもらったりと頭が下がる思いだ。
 8:45開会式、そして9:00に5kmスタート。本日ははいむるぶし営業部長佐俣さんが開会式の挨拶とスターターを担当。佐俣さんの熱いメッセージに、選手は耳を傾け熱い視線を返していた。お決まりの全体写真撮影後、スタート5分前のコールをした。干潮近くなり潮が引いて、スタートしてから約150mほど小走りもしくは徒歩で行くことになるだろう。スタート1分前のコールにも選手同士談笑しあう。いつものことながら緊張感のないスタート風景だが、これもラフウォーターシリーズの特徴となった。9:00ジャスト、5km参加者57名がのんびりとスタートしていった。小浜島の海を堪能し最初にフィニッシュした選手は本山竜也選手。そして女子トップは中島優子選手。上位入賞者は次のとおりである。
男子 1位 本山 竜也  1:16:24 女子 1位 中島 優子 1:24:18
   2位 河原崎 文弘 1:17:58    2位 渡辺 桃子 1:25:55
   3位 秦 敏洋   1:20:47    3位 浅野 由紀 1:26:38
3.5kmは44名が参加。スケジュール通り11:00にスタート。最干潮を迎えさらに潮が引いているビーチを、ゆっくりと足元を気をつけながらスタートしていった。選手がフィニッシュして来る時間は、ビーチの様相は変わり急激に潮が上がってくるため、ビーチ近くまで泳いで帰ってくることが出来るようになる。トップでフィニッシュしたのは期待に応えて竹本丈志選手。女子トップは木原珠子選手。上位入賞者は次のとおりである。
男子 1位 竹本 丈志  48:30  女子 1位 木原 珠子 51:15
   2位 尾坂 光彦  58:05     2位 村井 純子 57:38
   3位 有田 洋隆  58:21     3位 中島 愛  58:35
 最後の個人種目1.5kmのスタートは13:00。こちらのエントリー数は当日エントリー者19名を含み全部で81名。潮も満ちてきてコンディションもバッチリ。5km、3.5kmとはすこしスタートの雰囲気が違い、参加者の心境は様々のようだ。海でのレースが初挑戦の方やインストラクターの伴泳のもと完泳を目指す方は緊張の面持ちでスタートを待つ。また、上位を目指すスイマーは25分以内の短時間決戦ということで、それぞれ気合を入れスタートを待つ。トップフィニッシャーは3.5kmに続いて竹本丈志選手が連続」!。3.5km2位の村井純子選手が雪辱の女子トップを確保した。上位入賞者は次のとおりである。
男子1位 竹本 丈志 21:25:22  女子1位 村井 純子 23:50:45
  2位 秦 敏洋  22:56:88    2位 浅野 由紀 24:21:58
  3位 本山 竜也 23:40:44    3位 春日 亜衣 26:39:22
 いよいよ最終種目リレーである。事前登録12チームに加え当日エントリーが6チーム。南の島の大会では過去最多18チームがエントリー。各チームはスタート直前まで泳者の順番を決めかねているようで、全スターティングリストが確定したのはスタート1分前。MCの声は限界に近く日焼けも極限状態。あと少しだ、頑張ろう。予定の15分遅れ14:15にスタートした。トップを争うチームやとくかく楽しむためにエントリーしたチーム。
参加チーム全員、小浜島の海で弾け輝いていた。上位入賞チームは次のとおりである。
1位          海☆こにゃみ  48:06
[本山 竜也16:06/竹本 丈志14:55/村井 純子17:05]
2位           沈没船    50:54
      [中島 愛17:20/中島 丈幾16:49/中島 優子16:50]
3位           関西レッドドルフィンチーム]
      [有田 洋隆16:50/有田 享子19:02/秦 敏洋16:45]
 これでレースはすべて終了。与那国と西表島に続く南の島で開催した「第1回ラフウォータースイム・イン・小浜島」。延べ参加選手数は264名。何とラフウォータースイムシリーズでは過去最大規模の大会となった。嬉しいのは個人種目でリタイヤ者がゼロ。全員が完泳を果たした。
 
これから選手、スタッフお楽しみの大アワードパーティー。パーティーがレースと同列に並べられるほどプライオリティーが高いだけに、パーティーの演出が腕の見せどころ。
まずは総合表彰とエイジ別表彰。とくにエイジ別表彰にはじっくりと時間をとる。そしてお待ちかねの余興の始まり。トップバッターは小浜島在住のシンガーソングライタ−天舞さん。巧みなトークで参加者は引き込まれ、透き通る声が小浜島の夜を貫いていった。そして、小浜島民謡を披露。淡々と発せられる震える声に思わず聞き入ってしまう。とりを飾るのがはいむるぶしスタッフによるエイサー隊だ。参加者全員、日中のレースの疲れも忘れ踊りまくる。アンコールの声に応えるエイサー隊の太鼓の音とともに夜は更けていった。
 運営に協力いただいたはいむるぶしスタッフの皆さん、団体泳でカヤッカ−を担当していただいた西表島、嘉山島の皆さん、何よりも今大会に参加していただいた参加者の皆さん。本当にありがとうございました。来年もまた小浜島大会が開催できるよう頑張ります。みなさま応援よろしくお願いいたします!

○大会いろいろ【写真の番号クリックで拡大】

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○表彰【写真の番号クリックで拡大】

○パーティー【写真の番号クリックで拡大】
ほら、みんな笑顔でいい顔してるでしょ!
来年も小浜島でみんなの笑顔に会えることを
心よりお待ちしています。
写真提供者:YOSHIAKI.ZAMA/TOSHIHIRO.IWASE/JIRO.TAKIKAWA

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