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スカイランナーワールドシリーズ2007第6戦
OSJおんたけスカイレース 開催レポート

スカイランナーワールドシリーズ 大会概要 リザルト
レポート Outline Result
去年の6月に日本で初開催を遂げたスカイランナーワールドシリーズ。2007年の第6戦として、今年も長野県木曽御嶽山を舞台に、開催を9月に変更し、国内外のスカイランナーを集めて熱いが繰り広げられました。
今年のコースはほぼ去年のコースと同様で、スタート地点を王滝村中心部の王滝村小中学校グランドに移し、総距離約28kmで設定。ワールドシリーズポイントランキング上位の海外からの選手10名を含めた、387名のエントリーを集め開催を迎えます。
9月2日 大会前日 選手受付・競技説明&ウェルカムパーティー 前日まで降り続いた秋雨前線の走りの雨は一息つき、大会前日は晴れ間も出る天候の中、午後からの選手受付を開始。去年と同様王滝村の公民館前駐車場に受付と協賛メーカーブースを設営し選手を迎えます。受付を済ませた選手は協賛メーカー出展ブースをチェックします。協賛メーカーは11社を数え去年にもまして賑やかな会場となり最新のランニングアイテムが並びます。
夕刻からの競技説明&ウェルカムパーティーは王滝村公民館にて開催。王滝村瀬戸村長からの歓迎の挨拶に続き、王滝村観光総合事務所滝理事長の音頭で乾杯。ビールなどの飲み物とおつまみを楽しみます。海外から参加の選手と国内招待選手の紹介が行なわれ、ワールドシリーズのポイントラインキング2位につけているアグスティ・ロク選手や先週開催されたキナバルクライマソンで優勝を遂げたキリアン・ジョーネット選手ら10名の海外選手と、昨年日本人最高の第5位に入賞した松本大選手が明日の大会の抱負を語りました。またスカイランナーワールドシリーズを運営するFSAのジョルディーさんより激励の挨拶を頂きました。

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9月3日 大会当日 レース当日朝の天候はくもり。御嶽山頂付近の天候が気になるところです。装備チェックを済ませ、計測用のバンドを装着した選手は王滝小中学校グランドのスタート地点へ。ワールドシリーズバルーンゲートが張られ、あとはスタートを待つばかりです。駐車場からの選手搬送の遅れにより、予定より10分遅れて、午前7時10分、346名のランナーがスタートをしました!

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スタート直後、御嶽山頂上付近の天候が悪化し、濃霧と強風のためコースを短縮し、コース途中の「王滝頂上」で折り返し銀河村キャンプ場でゴールするルートに変更が決定しました。
スタートした選手は約3kmの舗装路を走行後、去年のスタート地点の大又地区から林道に入ります。しばらく川沿いの緩やかなのぼりが続いたあとは、おんたけスキー場まではつづら折れの急斜面を登ります。スキー場からはゲレンデの斜面をひたすら登り、スキー場頂上の田の原へ。天気がよければ田の原からは聳え立つ御嶽山の雄大な景色が広がるのですがあいにくの天候で辺りはガスがかかり御嶽山を拝めませんでした。田の原からは御嶽山の登山道を王滝頂上に向かってさらに登ります。王滝山頂を折り返すと、あとはひたすら来たコースを下ります。雨でぬかるみすべりやすい下りのコースを懸命に進みゴールを目指します。
スタートから2時間30分トップで銀河村キャンプ場のゴールゲートをくぐったのはカタルーニャのキリアン・序ルネット選手!キナバルクライマソンに続いて連覇を遂げました。そして4分遅れて2名の選手がゴール前でデットヒートを繰り広げ、僅かな差で2位を勝ち取ったのは、宮原徹選手!日本人最高位で準優勝を遂げました。3位にはポイントラインキングでは2位につけるラウル・ガルシア 選手となりました。女子はシュテファニー・ジメネス選手が優勝を遂げ、この勝利でランキングのトップに躍り出ました。
その後続々とゴールする選手は、雨・霧・強風・寒さを乗り越えてゴールした達成感で満ち溢れていました。午後には雨もあがり、表彰式では入賞した選手もそうでない選手もお互いの健闘を称え合います。最後に豪華賞品が当たるじゃんけん大会を行い、多くの選手が商品をゲットしました。最終的に333名が完走を遂げ、無事今年のOSJおんたけスカイレースは幕を閉じました。

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あいにくの天候にもめげずにご参加いただいた全ての選手にまず感謝を申し上げます。またご協賛いただいた各協賛者様、王滝村と関係各所、全てのスタッフにも改めて感謝を致します。海外のトップ選手とワールドシリーズのレースを楽しめる稀な大会として、来年以降もぜひ開催をするべく、準備してまいります。また王滝村でお会いしましょう!ありがとうございました!
 
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