AMAMIOSHIMA CHALLENGE CYCLING 240K

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いよいよ寒さが本格的になり始めた12月。 しかしここ奄美大島は同じ日本とは思えないくらい暖かい気候が続いています。
パワースポーツがおくる年間最後のイベントは南国・奄美大島で「奄美大島チャレンジサイクリング」!!
そうこのイベントはレースではなくサイクリングイベント。
奄美大島をグルっと1周240kmを13時間かけて走ります。
途中、信号は市街地にはあるもののほとんど止まらずに走れるコースとなります。
さすがに240kmを走るのはちょっと厳しい選手には160kmや90km、50kmと自分のレベルに合わせてコースが選べるのも特徴です。

昨年2016年は、残念ながら悪天候により途中中止となりましたが今年は天候にも恵まれ、大会を迎えました!!

前日受付

受付会場は、おなじみの奄美市中心部にある「AiAiひろば」。
受付ブースの隣にはパワーバーブースも併設しており、翌日用に購入していく選手も多くみられました。
また、会場入口ではメカニックブースもあり、メカニックによるバイクメンテナンスも行われ、会場は熱気に包まれました!!

大会の様子

240kmの部は、まだ夜が明ける前の午前4時ごろからスタート地点となる「名瀬運動公園」に集まります。
スタート前には心配な部分をメカニックにより、コンディションをしっかり整えます。

寒空の下、夜明け前に111名が5時に名瀬運動公園をスタート!!
人数が多いので10名1グループに分かれてウェーブスタートとなります。

160kmの部は、北部地区にある「ひと・もの交流プラザ」から8時にスタート。こちらは26名が一斉スタートとなりました。
90kmの部は、奄美大島南部に位置する瀬戸内町「海の家」から10時に14名がスタート。
50kmの部は、西郷隆盛ゆかりの地である龍郷町の役場前から16名がスタート。最年少11歳も親子で参加して楽しんだようです。

コースには自然豊かな「ソテツ群生地」、「マングローブ原生林」、インパクト大の「徳浜の断崖」そして美しい海といくつも続く景色が選手の心を癒します。
このコースは心を癒すだけでは終わりません。山を越える箇所が随所にあり、累積標高は3000mを越えるほど。この山を越えられず心が折れる選手も多くみられました。

完走率は240kmが61%、160kmが69%、90kmが86%、そして50kmが100%となりました!

参加された選手の皆さん、お疲れ様でした!!

さよならパーティー

そしてイベント最後を締めくくるのはお待ちかねの「さよならパーティー」。
地元の酒造よりさまざまな黒糖焼酎が贈られ、パーティーに参加した選手のみなさんにはじゃんけん大会で勝ち残った選手にプレゼントされました!!
地元の余興も行われ、パーティーへ参加した選手の皆さんは、走って飲んで食べてと奄美大島を楽しんでもらえたのではないでしょうか。 今回、なんと長野県から自転車ではるばるここ奄美大島へたどり着いた選手が参加してくれました。

終わりに

今年で9回目の開催となった「奄美大島チャレンジサイクリング」。
この大会は写真を見てもらうとわかると思いますが、山と海の景観が抜群です。
それとは別にこの大会のもうひとつ大きな特徴として、地元の方の「おもてなし」があげられます。
コース上に設置されたエイドステーションや各関門にはその地域の特徴を生かした特産物がこれでもかと振る舞われ、選手は時間も忘れて地元の方とおしゃべりしたり、特産物をお腹一杯に食べ続けてしまいます。

2018年で10回目となるこの大会。
「自転車の楽しさ」「大自然の豊かさ」「温かいおもてなし」この三拍子がそろったこの大会。
もしまだ参加したことがない方がいらっしゃいましたら大自然と地元のおもてなしをぜひ感じていただければと思います!!


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