山中温泉の見どころ
北陸随一の渓流美を誇る名所「鶴仙渓」、鶴仙渓に架かる総ヒノキ造りの「こおろぎ橋」、約1300年前の奈良時代に開湯されたという山中温泉の象徴「菊の湯」、温泉街の情緒を感じながらのんびりと散策できる「ゆげ街道」など、山中温泉は見どころが満載です。また、ろくろ木地挽きや九谷焼ろくろ、漆・絵付けなど、山中温泉の文化にふれあう体験施設も充実しています。山中温泉の周辺観光や文化体験をしながら、レースに参戦しているご家族やお仲間を待つのもうってつけの場所。今秋はみなさんでぜひ山中温泉トレイルレースにお越しください!山中温泉の情報満載のホームページはこちらです。
スタート〈菊の湯〉〜第1エイド〈九谷ダム〉 区間距離 約14km
山中温泉の街の中心地「菊の湯」からスタート。ロード、階段、林道を経て約350mの水無山へ登頂。そして景勝地天狗岩を経由するガレたトレイルを下り一旦ロードへ。すぐに林道に入り九谷ダムへと向かいます。林道終点から国道を渡り、いよいよ最初の難関・標高942mの富士写ヶ岳への登頂です。かなりの急勾配なので心して挑みましょう。富士写ヶ岳山頂手前で左に折れ、テクニカルな急斜度の下山道で九谷ダムへ。橋を渡り最初のエイドステーションに到着です。
第1エイド〈九谷ダム〉〜第1関門〈九谷焼釜跡〉 区間距離 約5km
九谷ダムからロード道で第1関門へ。比較的フラットな道ですが、日陰がないので脱水にならないよう給水しながら進みましょう。
第1関門〈九谷焼釜跡〉〜第2関門〈県民の森〉 区間距離 約23km
昨年は大日山に行かず小大日山を経由して第2関門に向かいましたが、今年は大日山、小大日山を経て第2関門へと向かいます。第1関門からロード、林道を繋いで大日山登山口へ。大日山は標高1368mとこのコースで最大となり、急勾配が続くレース中盤の山場です。大日山からアップダウンを繰り返し標高1198mの小大日山へ。小大日山から陶石山を経由して県民の森へ。陶石山への登山道は下り基調ですが、細かいアップダウンを繰り返すコースなので、体力が奪われるのでしっかりと栄養補給しながら進みましょう。陶石山から第2関門までは走りやすい極上のトレイルです。キャンプ場に出たら林道を進み第2関門到着です。この区間約23kmの大半は登山道で水場は渓流沿いの前半の林道のみ。第一関門でしっかりと給水することが肝心です。
第2関門(県民の森)〜第2エイド〈今立町〉 区間距離 約7km
県民の森から約2kmのロードを下り、杉水峠へと向かう山道に入ります。登りは林道がメインで徐々にシングルトラックになります。杉水峠から走りやすいシングルトラックを下り、再び林道へ。そして林道の終点が第2エイドになります。
第2エイド〈今立町〉〜第3エイド〈三童子登山口〉 区間距離 約8km
鶴ヶ滝から鞍掛山方面の登山道を登ります。登りきるとアップダウを繰り返す三童子山〜鞍掛山スカイラインと呼ばれる稜線の登山道に出ます。約432mとそれ程高くない三童子山へ向かうのですが、ここまで50km以上走ってきたランナーにとっては一筋縄にはいかない厳しいコースです。三童子山山頂から一気に降り林道へ。そして第3エイドに到着です。
第3エイド〈三童子山登山口〉〜第3関門エイド〈鞍掛山下〉区間距離 約4km
第3エイドから第3関門までは平坦なロード約4km走ると到着です。
第3関門〈鞍掛山下〉〜第4エイド〈栢野町〉区間距離 約7km
いよいよ最後山場・標高約477mの鞍掛山山頂へと向かいます。約1.5kmの急勾配、気持ちを切らさずに登りましょう。鞍掛山山頂から加賀とうの道という走りやすいシングルトラックを下り、最後のエイドステーション・栢野町に到着です。
第4エイド〈栢野町〉〜フィニッシュ〈菊の湯〉 区間距離 約7km
栢野からしばらく登り基調のロードや林道を走り、急勾配の崖を登ったら四十九院トンネルの上を通る稜線トレイルにでます。最後のトレイルなので力を振り絞って進みましょう。トレイルから林道、そして観光名所・鶴仙渓の遊歩道を経由してこうろぎ橋へ。観光客が往来するゆげ街道を通って、スタート地点と同様の菊の湯でフィニッシュです。